和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ごんぼっ葉の笹団子

今朝、昨日の夕方作った笹団子が、 親戚のあきこちゃんからとどきました。 箱をあけると、、、、 ふわっーーっと笹の香りが。 まさに、緑の香りです。 ●ごんぼっ葉の笹団子 この笹団子、 新潟県三条市でも、山あいで、 また、鮎もとれる五十嵐川の清流の近く…

思い出の味

蒸しますね。 こんな時は、うちわでパタパタ。 練り切りで、うちわを作りました。 ●練切「うちわ」 私と娘は、豆かんがとにかく好きなので、 我が家では、夏が近づくと、 豆かんの出番が非常に多いです。 私の父も、ところてんが好きでした。 よく、孫を、 …

★文月のお稽古のお知らせ★

文月のお稽古が満席となりましたので、申し込みを締め切らせていただきます。 お申し込みありがとうございました。 なお、空席待ちをご希望の方は、申し込み方法と同様にお願い致します。すぐにお席のご用意ができず、申し訳ありません。 題名は、「文月のお…

ミネラル

ミネラルが豊富な黒砂糖。 心なしか、夏バテしやすい季節に、 黒砂糖を使ったお菓子は、 よく食べられる気がします。 ●豆かん 天草をつかったところてんに、塩豆。 八重山の黒砂糖を使って作った黒蜜をかけて。 黒蜜をたべると、何だか元気が出る気がします…

夕焼け

先日、夕方になってしまった犬の散歩。 夕焼け空が、あまりにも綺麗で、 はっとしました。 ●錦玉「焼くる空」 錦玉、みぞれかんのトリコロールを 夕焼け空に見立てて、 塩豆で、ツバメをイメージ。 空の美しさに、どうしても、この和菓子を 作りたいという衝…

朽草

お天気がぼんやりの今日。 涼しげなみぞれかんを作りました。 ●みぞれかん「青梅」(断面) 青梅でさっぱりと甘酸っぱい味が、 みぞれかんに、アクセントを与えます。 さて、はやいもので、明日から6月ですね。 6月は、蛍のシーズン。 暗闇の中で、蛍が飛び…

無病息災

お正月に、紅白のこなしで、瓢箪を6つ作り、 六瓢(無病)という菓銘をつけました。 病気になった友人への精一杯のエールとして、 心を込めて、作りました。 季節はかわり、、、 錦玉で青瓢をつくりました。 ●錦玉「六瓢(無病)」 和菓子を通して、 祈りを…

水羊羹の命は、、、

先日は、春の大嵐で、 皐月のお稽古が中止になり、 生徒様には、大変ご迷惑をおかけしました。 私も、沢山の楽しいことや、お話を、 用意していたので、とても、残念でした。 水無月のお稽古は、せめて、しとしと雨で、 あってほしいと願います。 皐月のお稽…

お知らせ!!!

本日、開催予定の 皐月のお稽古は、 遠方の方もいらっしゃり、 悪天候の為、 急遽中止とさせていただきます。 申し訳ありません。 大変恐縮ですが、 よろしくお願い致します。 なお、中止の旨は、各自に ご連絡させていただいてますが、 万が一、連絡の行き…

明日は皐月のお稽古

さて、明日は、皐月のお稽古です。 ●練切茶巾しぼり「花しょうぶ」練切「落とし文」 古来、秘密の手紙を道に落としてこっそり相手に渡した〝落とし文″。くるりと巻いた葉をホトトギスが落とした文に見立てたそうです。 おけやの、落とし文には、恋文ではなく…

星空

ここのところ、 新しくしたパソコン作業におわれ、、、 久しぶりのブログです。 先日の15日は、 去年亡くなった父の命日でした。 ●錦玉「星空」 地元新潟県三条市の三条まつりは、 毎年必ず5月15日に開催です。 去年は、父が亡くなった日に、街は、 紅白幕と…

★6月15日新潟でのワークショップのお知らせ★

【和菓子を創ろう《初夏》涼しさをおともに〜】 初夏の日差しの中、雲ひとつない青空と、 さわさわと涼しげに揺れる若葉。 とても爽やかで心地よい季節になりました。 この時期にぴったりの和菓子を、 新潟県三条市の国登録有形文化財「丸井今井邸」にて、 …

旅の目的

昨日は、部活に忙しい娘たちを、残念ながらおいて、夫と、日帰り旅に行ってきました。 行き先は、京都。 晴天で、新幹線からのぞく富士山は、 とても綺麗で、幸先良いスタート。 旅の目的① 松葉のにしんそばをたべる。 にしんが柔らかく、美味しかったのです…

縁起

今日から、令和がはじまりましたね。 令和は、万葉集の序文から由来するとのこと、 〝梅はきょうぜんの粉をひらき〟の一文から、 梅のお干菓子をつくりました。 ●お干菓子「福梅」 昭和時代の木型を使って。 きっと、数々のお祝いの時に思いを込めて 使われ…

★水無月のお稽古のお知らせ★

水無月のお稽古が満席となりましたので、申し込みを締め切らせていただきます。 お申し込みありがとうございました。 なお、空席待ちをご希望の方は、申し込み方法と同様にお願い致します。すぐにお席のご用意ができず、申し訳ありません。 題名は、「水無月…

新茶

5月2日は、八十八夜ですね! ついに、昨日、我が家にも、今年初の新茶が、届きました。 一番乗りは、佐賀の嬉野茶。 販売の方は、佐賀のお殿様が、嬉野茶をのんで、 「美味しくて、嬉しいのう。」といったから、 嬉野茶という名前がついたと、、、言っていま…

パワーチャージ

和菓子でもよく使われる千鳥や光琳菊は、 尾形光琳のデザインです。 しゃれていますよね。 ●ういろう「ゆく鳥」 ※茶は、千鳥 ●手前左 酒饅頭「千鳥」(手前右 かるかん、奥 ごまかるかん) ●練切「光琳菊」 今日は、青山の根津美術館に、尾形光琳の杜若の屏…

抹茶のお勉強

私は、煎茶道を嗜んでいる妹の影響で、 主に、お茶といえば、煎茶。 抹茶とは、ご縁がなかなかないのですが、、、 今日は、抹茶のお勉強に、 一保堂さんに行ってきました。 お茶の前に、京都から持参された和菓子が! ●塩芳軒 「春の野」 よもぎ入りの柔らか…

卯月のお稽古 完 &★今後の予定★

昨日は、小春日和の中、卯月のお稽古でした。 準備までは、写真がとれたのですが、、、 バタバタとして、教室がはじまってからは、 写真がとれませんでした。 ウェルカムティーは、蘭茶でしめやかに。 山芋を蒸して、裏ごしして、丁寧につくった薯蕷練切。最…

今日のおやつ

卯月のお稽古の試作を、今日のおやつに。 ・わらびもち ・薯蕷練切「藤の花」 薯蕷練切は、山芋でつなぐので、 ほくっとして、甘さ控え目。 貴重な本わらび粉をつかったわらび餅も、 つるるん、ぷるっとし、喉越しがよいです。 ほくっとと、ぷるっとは、 女…

お花祭り

昨日は、小春日和の陽気の中、 とらや赤坂店まで、行ってきました。 桜がお出迎えしてくれました。 早速、お目当ての地下のギャラリーへ。 写真可なので、スマホ片手にパチリ。 色とりどりの美しい春の絵図帳の世界。 名残りの桜、「花筏」。絵図帳と実物で…

季節はずれの、、、

昨日は、娘にリクエストされ、 ピンクを使うことの多いこの季節に反して、、、 茶一色の一粒栗饅頭をつくりました。 手作りの特権で、 焼きたては、サクッとして、格別のおいしさ。 食べ進むと幸せの栗が! 鉄板の相性のコーヒーとともに、いただきました。 …

★皐月のお稽古のお知らせ★

皐月のお稽古のお知らせです。 手作りの心をこめて作った餡を使って、 レンジで、手軽に和菓子を作ってみませんか? 皐月の頃は、滴るような青葉が、彩るころでしょうか。生命力に溢れる緑の季節にぴったりの和菓子を作りませんか? ●ういろう「青梅」 うい…

夢見草

先日、咲き誇る桜の下で、 春休みに遊びに来た甥っ子たちと、 お花見、、、とはいかず、 追いかけっこをしました。 満開に咲き誇った桜は、 雪のように優しく、ゆっくり、 はらっと散り始め、 その儚さ、 落ちた花びらに、風情を感じました。 躍動的な甥っ子…

くるみ饅頭教室 完

今日は、くるみ饅頭教室の2回目を、ハックルベリーブックスさんにて、開催いたしました。 練り切り「野ばら」 参加者の方々、それぞれの感性で野ばらを 作っていただきました。 みなさん、綺麗にできました。 まるで、野ばらのお花見のようでした。 今日は…

くるみ饅頭教室 1日目が終わりました。

本日、【くるみ饅頭を作る和菓子教室&たかおゆうこさんの原画展&ギャラリートーク】1日目が無事に終了しました。 会場には、たかおさんの、「くるみのなかには 」他、多数の原画が展示されていました。 なかでも、私が一番すきなのは、くるみの中の景色。 …

一年越しの春 届く。

昨年の春、 長女が高校に、次女が中学に進学しました。 新潟県三条市、金物の町にすむ私の妹は、 姪っ子へのお祝いに、 打ち刃物鍛冶として名工と呼ばれる 飯塚解房さん(重房刃物)に、 名入りの包丁を頼んでくれました。 匠の技の包丁は、一年かけて、この…

花笑み

犬の散歩や、サイクリングをしていると、 心の中で、「春爛漫」と、 何回も呟いてしまうくらい、 様々なものが、 花開き、芽吹く季節となりました。 そんな景色をきりとって。 ●練り切り 花笑み「辛夷、さくら、菜の花畑」 大好きな春の花。辛夷。 葉っぱに…

3月、4月の予定

昨年冬、灰色の雲の中、冬枯れの中でみたカラスは、 哀愁漂う切ない姿でしたが、 昨日、春のポカポカ陽気の中でみたカラスは、 ひなたぼっこをしているようで、 とても幸せそうでした。 カラスもからだいっぱいに、春を感じているようです。 さて、近日中の…

あこがれの人

何年か前、 和菓子のイベントにて、 両口屋是清で15歳から、 和菓子と歩んでこられた 傘寿の菓子職人の野尻吉雄さんに お目にかかりました。 長い月日を職人として歩んできた芯を包むようななんとも言えないまぁるいオーラに、 釘付けになったのを覚えていま…