和菓子でもよく使われる千鳥や光琳菊は、
尾形光琳のデザインです。
しゃれていますよね。
●ういろう「ゆく鳥」 ※茶は、千鳥
●手前左 酒饅頭「千鳥」(手前右 かるかん、奥 ごまかるかん)
●練切「光琳菊」
今日は、青山の根津美術館に、尾形光琳の杜若の屏風を見に行ってきました。
ここ数年、毎年この時期に鑑賞しにいきます。
いい時も悪い時も、いつも、
変わらずパワーをもらいました。
金屏風の上に杜若の鮮やかな青色、葉の緑。
実物でなければ、感じられない人の足をとめるようなエネルギーが、漲っています。
今回は、たまたま、夕方だったので、すっと人がひいて、5人くらいしかいない空間で、杜若の屏風を堪能し、とても、贅沢な時間となりました。
その後は、お庭に。
杜若は、ほとんど咲いていませんでした。
去年は、このような感じです。
年に一回の大好きな尾形光琳の屏風に、パワーをもらい、また、和菓子づくりを頑張ろうと思いました。
帰り道、たのしみにしていた桃林堂の上生菓子は、全て売り切れ。澄んだ味の水羊羹は、五月以降の発売だそうです。
切り替えて、ピエールエルメのマカロンを買いました。左奥の薔薇の花びらの上の水滴が憎いです。色が美しくて、ワクワクしました。
今日は、感性を刺激して、パワーチャージをした1日でした。
和菓子教室 おけや