今週13(月)は、霜月のお稽古④でした。
薯蕷饅頭紅蒸したて♨️ファイナル。
奥が深い薯蕷饅頭。
1回目、2回目は、とても暑い日で、3回目は寒い日。
微差ですが、3回目はとりわけ美しく出来たことを受けて、コツも沢山付け加えてお伝えし、、
あんこも4層に包あんし、
手と手を使って、五感をはたらかせ、皆さん、とても美しくできました👏
映画『日日是好日』の中で好きな言葉。
「すぐにわかることは一度通り過ぎればそれでいい。
けれどすぐにわからないものは長い時間をかけて
少しずつわかってくる」
薯蕷饅頭は、確実に後者。
レシピの文だけでは、理解できないレシピの行間。
重ねた時間の中で、五感を研ぎ澄ませて、次第に見えてくるもの。
すぐにわからないものを、そうやって、理解できた時に、食べる相手は、もちろん、作ったご自身も、ただならぬ感動をするのではないでしょうか?
薯蕷饅頭。是非、何回も何回も作ってみて下さい😊
お稽古の日は、亥の月、亥の日。
「亥の子餅」を食べる日でしたので、
薯蕷饅頭を亥の子餅風🐗にアレンジしたものも。
薯蕷練り切り。
色を染める時のグラデーションに毎回ハッと!
皆さんで、作る薯蕷練り切り。
同じ材料、色を使っているのに、
毎回その時にしか咲かない花のよう。
紅葉の様な時もあれば、モネの絵の様な時も。
今回は菊の花のように感じました。
とても、とても美しくできました👏👏👏
籠を持参の生徒さんのお持ち帰りの形。
亥の子がかわいい😊
和氣愛愛、和やかな雰囲気の中で和菓子作りができました。そんな中、私も、ついつい、おけやの始まりの頃のお話を。
五年前のおけやの初回は、参加者0。レンタルスペースは、借りていたので、次月予約の3名様のお稽古にむけてシュミレーションを兼ねた練習を。
できた花びら餅と椿餅。
たまたま、一階の本屋さんにきていた女性三人に。その女性は、何と歴女さんで、椿餅は源氏物語にでてくるとか、花びら餅は、江戸時代の皇女和宮様が好きだったとか、和菓子と歴史の話で盛り上がりました。
そこで、私も和菓子と歴史について学びたいと。
そういえば、恩師金塚晴子先生のイベントで和菓子と歴史の話をしてくださった青木直巳先生の所で学ぼうと!おけやの始まりと同時に和菓子と歴史の学びが始まりました。そして、今は、生徒さんと共有できるように。
改めて、いろんなご縁の中でおけやは、形作られているなぁと。そして、何より積み上げてこれた今があるのは、一重に生徒さんのおかげだなぁと。
心から感謝感謝の霜月のお稽古でした。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
先日、友人と和食屋さんへ。
お魚の幽庵焼き。
私の器は、大好きな尾形乾山の写しの🍁。晩秋。
友人は、桐の葉。初冬。
な、何と、二つのお皿で季節の変わり目を表現。
これは、真似したいですね。
空がうねうね。
いつの間にか、、空も晩秋から初冬顔❄️
寒さも一段深まりました。
皆様、くれぐれもお体ご自愛くださいませ。
★インスタはこちら★→@wagashi_okeya
和菓子教室 おけや
★★★今後の教室の予定★★★
★12月のワンデイレッスンは、12/8(金)になります。内容は、雪平「椿」と練り切り2種となります。只今、満席となっております。キャンセル待ちご希望の方は、wagashiokeya@gmail.comまでお問い合わせ下さい。
★来年のお稽古について。
・来年、1、2月のお稽古は、お休みとさせていただきます。
・通年クラスの詳細の告知は、年末年始にかけてさせていただきます。来年3月からの新通年クラスですが、第一土曜、第二月曜日、第二金曜日の三クラスの予定です。どうぞよろしくおねがいします。