2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
切ないような、胸にせまるような、少し物哀しい、秋の夕暮れ。 他の季節にはない、秋の空のグラデーションですね! ●外郎製「秋の空」 この切ない黄昏時を和菓子に。すりガラスのようなういろうがぴったりです。 ちょうど、雁が北から渡ってくるころ。 空を…
秋を待ちわびて、いただくもの。 ●鶴屋吉信「栗まろ」 見た目もかわいい薯蕷饅頭。中には、こしあんと贅沢にも栗一粒!焼印でその年の年号が入ると、新栗を使っている合図に。 今年はもう、新栗です!ワクワク。 ● 虎屋「栗粉餅」 この栗粉餅。江戸時代は、…
お彼岸におちょぼおはぎを作りました。 ●おちょぼおはぎ わたしの和菓子の原点は、祖母のつくったおはぎです。 新潟のもち米、手間暇かけたあん。 大きさも握りこぶしくらいで、あんのつけ方も大雑把。それなのに、本当においしくて、 3、4個は、食べていた…
ここのところ、娘たちに任せていた犬のお散歩。 久しぶりに、晴天の中、いってきました。 少し、行かないだけで、散歩ルートは、秋めいていました。 ●薯蕷練り切り「落ち葉」 山芋が美味しくなる季節。 蒸した山芋を丁寧に裏ごしし、白あんとまぜ、練り切り…
ここのところ、お稽古の日は雨だったので、 昨日は、気持ち良いくらいの晴天の中で、 長月のお稽古となりました。 ●栗きんとん、光琳菊、栗蒸しようかん 友人が、届けてくれた茨城、岩間の栗。 私は、毎年、この栗で、きんとんを作りますが、いろんな栗の中…
毎年、恒例の嬉しいいただきもの。 茨城出身の友人が、栗の産地で有名な岩間の栗をとどけてくれました。 早速、栗きんとんを。 ●栗きんとん「栗名月」 10月の栗名月こそは、お月様を見れるといいなぁという思いをこめて。 岩間の栗で作った栗きんとんは、こ…
明日、9月9日は、五節句の中のひとつ。 重陽の節句ですね。 翁草ともいわれる菊に、不老長寿を祈願して、 菊の節句とも呼ばれています。 和菓子屋さんでも、着せ綿など、 菊のお菓子が沢山ならびます。 ●道明寺製「光琳菊」 丸と点だけで、表現した光琳菊を…
※1月19日のワークショップは、満席となりました。お申し込みありがとうございました。心より感謝申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新潟での三回に及ぶワークショップの最終回 「和菓子を創ろう《礼》~一期一会の気持ち~」…
先日の沖縄旅行では、 夜になると、そこかしこで、沖縄の曲のライブが! そんな曲の中には、「涙そうそう」も。 この曲を聴くと、、、思い出すのは、、、 18歳の時に亡くなった母のこと。 沖縄の海と、夜空を見ながら、音楽に導かれるように、母を思い出しま…