ここのところ、お稽古の日は雨だったので、
昨日は、気持ち良いくらいの晴天の中で、
長月のお稽古となりました。
●栗きんとん、光琳菊、栗蒸しようかん
友人が、届けてくれた茨城、岩間の栗。
私は、毎年、この栗で、きんとんを作りますが、いろんな栗の中でも、この岩間の栗で作るきんとんが、本当に美味しい!と思うのです。
そして、美味しいの後には、幸せの波が何回も襲ってきます。
この美味しい幸せの栗を是非、皆さまに味わっていただきたいと、練り切りで作る予定だった「栗拾い」を栗きんとんに変更しました。
坊主型を使って、上品に。
仕上げは、グラデーションのきいた練り切りで秋の葉っぱをのせました。
また、今回は、皆さんで、光琳菊の包餡も、三回くらい練習してから、本番に挑みました。
皆さん、とても上手にできていたと思います。
しべ、葉の大きさ、しべのくぼみの強弱は、個々それぞれ、感性の赴くままに。一つとして同じものがない菊の花ができました。
栗蒸しようかんは、材料にこだわるところが、より美味しいものへつながる近道だと思います。色々試行錯誤して、粒子の大きめのあんと、熊本の栗の甘露煮を選びました。栗蒸しようかんは、やはり、和菓子の中でも、ヒーローみたいな存在なので、是非、あんこと栗には、こだわって自分好みのものを作ってみてください。一年に一回の腕まくりですので。
●岩間の栗の甘露煮
手作りした甘露煮を入れた栗蒸しようかんも、
味見程度にお配りしました。
そして、もうひとつのコツは、このコネコネ。
ご参加の皆様、頑張ってコネコネしてくださいね!
最後は、みなさんで、ほっと一息のお茶タイムです。栗きんとんをたべたときの皆様の幸せそうな笑顔をみて、私も嬉しくなりました。その後は、和菓子というひとつの点でつながったみなさまで、和菓子や器、栗の産地、お月見団子のお話などをして、御開きとなりました。
暑い中、汗を拭き拭きお越しくださった皆様、ご参加ありがとうございました。
昨日は、味見に虎屋の空の旅という羊羹と、塩芳軒の和三盆をお出ししたので、お持ちしなかった沖縄の仲宗根黒糖さんの黒糖。
次回、神無月のお稽古では、おもちして、仲宗根黒糖さんの黒糖をたべながら、黒糖のお話もしたいと思います。おたのしみに。
会場のハックルベリーブックスさんにも、感謝感謝です。いつもありがとうございます。
ハックルベリーブックスさんでは、近々、こんなにステキなイベントがあります。
人気作家さんの原画を見るだけでなく、29日には、作家さんが来店され、トーク、サイン会があるそうです。ご興味のある方は是非遊びに行ってみてください。
追伸
今回は、定員がいつもより多く8名様でしたので、お手伝いがてら、友人に参加してもらいました。お料理と写真が得意なので、今回の写真は、友人が全てとってくれました。いつもの教室では、写真をとれずに終わることが多いので、本当にありがたかったです。
その友人。早速、栗むしを作ったようで、写真が送られてきました。
本当に美味しそうですよね。
この友人、クックパッドのレシピエール さんで、
わらしという名前で、活躍しています。
彼女の美味しいお料理やお菓子は、クックパッドの本に何回もレシピを掲載されています。ブログもやっていますので、ご興味ある方は、覗いてみてください。
とってもステキですよ。それと、、、美味しいです。
和菓子教室 おけや
★★★今後の教室の予定★★★
ご参加心よりお待ちしております。