切ないような、胸にせまるような、少し物哀しい、秋の夕暮れ。
他の季節にはない、秋の空のグラデーションですね!
●外郎製「秋の空」
この切ない黄昏時を和菓子に。すりガラスのようなういろうがぴったりです。
ちょうど、雁が北から渡ってくるころ。
空をとんでいるのは「初雁」のイメージです。
秋は、この夕暮れが、魅力的ですよね。
この季節のワンシーン、秋の空を神無月のお稽古で作ります。お楽しみに!
また、先日のワークショップで、はじめていただいた虎屋の栗粉餅。一粒栗しか使わないそのこだわり。
それならば、他の栗菓子も食べたくなってしまい、、、赤坂の虎屋へ。
お出迎えは、イタリアの柿と、木苺の葉。
ちょうど月と和菓子の展示をしてました。
●虎屋の上生菓子
上左より 栗粉餅、羊羹製「広葉の房」、
赤坂店限定 蜜栗入り栗煉羊羹と湿粉製「里の秋」
下左より 栗蒸し羊羹、栗鹿の子
丁寧で上質な栗菓子まつりです。
特に、「里の秋」は、蜜栗の羊羹が、栗より栗!
さらに、しっとりした湿粉がいい相性で、本当に美味しかったです。
栗菓子は、とてもワクワクして、美味しくて、和菓子の中でも、みんなが幸せになる夢そのものだなぁと思いました。
栗菓子を手にした帰り道、豊川稲荷のすてきなお言葉。
おみくじは、大吉でした!
さて、秋は、沢山の和菓子の宿題があります。季節とともに、楽しみながら、皆さんの心に届くものを作っていきたいです。
和菓子教室 おけや
★★★今後の教室の予定★★★
ご参加心よりお待ちしています。