お彼岸におちょぼおはぎを作りました。
●おちょぼおはぎ
わたしの和菓子の原点は、祖母のつくったおはぎです。
新潟のもち米、手間暇かけたあん。
大きさも握りこぶしくらいで、あんのつけ方も大雑把。それなのに、本当においしくて、 3、4個は、食べていたと思います。
そして、不思議なことに、いつもお供は、お茶ではなく、煮干し出汁のお味噌汁と漬物。子供の頃は、それが当たり前の組み合わせだと思っていました。
今思えば、おはぎは、祖母の愛情をいただくようなものだったかもしれません。
月を見るのが好きで、月を見ては、綺麗だぁと感動していた祖母。
月に感謝しながら、おちょぼおはぎをいただきます。
●萩の花
しかし、、、おちょぼで足りるのかな?
私も、祖母も。(笑)
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20日に、新潟県三条市 三条別院にてあかりコンサートがあり、参加してきました。
●会場の三条別院 本堂
今回は、地域の五穀豊穣を祈った伝統的な舞、三条別院声明会による勤行、三条太鼓、地元コーラスの合唱という地域の融合舞台に加え、後半は贅沢にも声楽家のIL DEVEさんの歌声を存分に堪能するというとても、贅沢なコンサートでした。
●三條太鼓 三小相承会
灯りにともされ、地域の祈りと愛に満ちたあたたかくて、とても豊かなコンサートでした。
●練り切り「灯火」
このあかりコンサートの運営に携わっていたのが、声楽家でもある私の妹ですが、、この妹、お茶も嗜んでおります。本人いわく無駄の宝庫(笑)。
実は、和菓子教室 おけやの一周年記念の会でお茶の教授と紹介している、つい舌を噛んでしまいそうなとても長い名前(笑)の一水庵昌麗先生とは、私の妹です。
地元新潟で合唱を教え、沢山の生徒さんに愛に満ちた音楽を通して、楽しさや豊かさなどを、一生懸命に伝えております。
その精神は、お茶のときも、一緒です。
心をこめて淹れたお茶は、心に響くお味です。
11月に予定している和菓子教室 おけやの一周年記念の会も、美味しいの先にある豊かさや楽しさを心ゆくまで、感じていただけると思います。お楽しみに。
気負いなく、リラックスして、お越しください。
感謝の意を込めた特別な機会ですので、ご参加心よりお待ちしております。
また、今回のあかりコンサートの会場となりました三条別院。とても素晴らしいお寺でした。祈りの場所でのワークショップ。心に沁みる和菓子ができる予感がします。
よろしくお願いいたします。↓↓↓
ご参加、心よりお待ちしております。
和菓子教室 おけや