昨年の春、
長女が高校に、次女が中学に進学しました。
姪っ子へのお祝いに、
打ち刃物鍛冶として名工と呼ばれる
飯塚解房さん(重房刃物)に、
名入りの包丁を頼んでくれました。
匠の技の包丁は、一年かけて、この春、
娘たちの手元にとどきました!
●重房さんの包丁
箱をあけて、、、
あれ???
それぞれ、娘たちの名前が上の字だけしかあっていない、、、。
そして、間違えた下の字は、揃って「春」。
「小春」「百春」。
間違ってはいるけれど、
春爛漫のこの時にとどき、
こんなに、沢山の春。
何だか、わからないけど、おめでたい。
もう、笑っちゃおうという感じで、娘と大笑いして、
沢山の春をありがたくいただきました。
私の妹は、娘たちの進学を
心底喜んで、嬉しすぎて、
滑舌が悪く名前を発音して、
匠に伝えたのでしょう。
滑稽な叔母の愛を、
しっかり受け止めた娘たちでした(笑)。
とはいえ、一年待ったこの匠の包丁。
切れ味は、本当に素晴らしいです。
本物を伝えるために、贈ってくれた叔母の愛に
改めて感謝です。
卯月のお稽古の薯蕷練り切りは、大和芋がはいるので、鋭く切るのはとても難しいです。
●左 紫のもの「薯蕷練り切り 藤の花」
この重房さんの包丁で切ったら、きっと綺麗な切り口となるでしょう。
ということで、卯月のお稽古では、薯蕷練り切りを、この匠の包丁を拝借して、切れ味をお一人ずつ体験していただきます。おたのしみに!!
いよいよ明日は、
【くるみ饅頭を作る和菓子教室&たかおゆうこさんの原画展&ギャラリートーク】
となります。
●「くるみ饅頭 」 練り切り「野ばら」
たかおゆうこさんの世界観の中で、皆様と和菓子を作り、美味しいお菓子とお茶をいただきながら、
本の世界で、想像をふくらませ、
各々に楽しんでいただけたら、嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。
明日は、満席となりました。
ありがとうございました。
31(日)14:00〜 からもございます。
ご興味のある方は、この機会に是非お試しください。
今回、くるみ饅頭の中身のバリエーションで、娘達のおやつにレモンピール入り白あんや、一粒栗に白あんで栗饅頭を作りました。紅茶やコーヒーとあわせて、とても、幸せのお味でした。
秋に、和菓子教室おけやのお稽古で、栗饅頭をできたらいいなぁと考えております。
手作りのお味はひとしおです。おたのしみに。
今日、皐月のお稽古について、お問い合わせをいただきました。
皐月のお稽古は、5月21日火曜日13時〜となります。
●ういろう「青梅」
●練り切り「落とし文、花しょうぶ」
を予定しております。
近日中に当ブログに告知致します。
また、水無月のお稽古は、通常より、少し早く、
6月10日月曜日となります。
また、順次ブログに告知させていただきます。
よろしくお願いいたします。
和菓子教室 おけや