何年か前、
和菓子のイベントにて、
両口屋是清で15歳から、
和菓子と歩んでこられた
傘寿の菓子職人の野尻吉雄さんに
お目にかかりました。
長い月日を職人として歩んできた芯を包むようななんとも言えないまぁるいオーラに、
釘付けになったのを覚えています。
ひとつごとを、こんなに長く続けてこられた
生き様に頭が下がる思いです。
ずっと絶えることのない
和菓子作りへの情熱が
長い職人人生の歩みにつながったのでしょう。
本当に素敵な佇まいで、
お目にかかれたのが、夢のようでした。
薯蕷ねりきり「夢」
※黒文字をそえましたが、、、
実際に、食べるときは、「夢」をすくうという意味で、スプーンを添えます。
卒業シーズンで、別れの時ですが、、
また、新たな道がはじまるのですね。
沢山の「夢」を抱いて、
さまざまな経験、
良き出会いを通し、
幸多き人生となりますように!!
和菓子教室 おけや