和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

雨を聴く〜卯月のお稽古①〜

昨日は、卯月のお稽古①でした。

ここのところの晴れ続きのお稽古も、
雨を聴く会となりました。

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・卯月のお稽古「わらび餅、外郎〜山吹」

わらび餅は、貴重な本わらび粉、
こだわりの和三盆を使い、とびきりのお味に。
焦がしきな粉の香ばしさを纏って。

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わらび餅のぷるっぷるっの柔らかさの感触に、
皆さん感嘆!!

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柔らかいぷるぷるの生地の包あんになると、 

無言で集中、集中でした。

外郎の魅力は、すりガラスのような質感。

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これから、暑くなる季節にもぴったり。
山吹色の外郎と、爽やかな風にそよぐ葉を、
佐賀嬉野の茶葉で。
茶葉の付け方に、それぞれ自分らしさが!

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今回は、初めての方の会となりました。
わざわざ、和菓子を習いに足を運んでくださるだけあって、和菓子を作りたい、知りたい、学びたい
というエネルギーが、皆さんとても強く、
そして、毎回、それが、

どれも美しい光のように感じます。
この光をキャッチした時に、いつも綺麗だなぁ

と感動して、そのエネルギーを上回るものを

返したいと思います。

 

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・こしきいろいろ 右上80メッシュ、右下30メッシュ、左上60メッシュ、左下60メッシュ

当教室の白あん80メッシュ、黒あん60メッシュ、きな粉は30メッシュ、わらび餅のこしは、60メッシュと、こすときの網目のお話から、、、

和菓子道具を買いに、合羽橋に行きたいけれどコロナ禍で、行けないとお話が。
ということで、コロナ明けの楽しみに、

合羽橋おすすめマップを書いて、
次回、お配りしたいと思いました。

 

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また、和顔の社長が作り出す黒糖と和三盆も、
試食でお持ち帰りしていただきました。
きっと、自宅にて和顔😊、、と想像。
和顔のリレーがつなげたかなぁと思います。

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納得のいく白あんが炊けた卯月のお稽古でした。

 

実は、昨日は、母の30回目の命日でした。
いけばなの先生だった母。
自然のままの野に咲く花が好きで、

山吹が大好きでした。

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人生は、一度きりということを、命をもって
教えてくれたような母。

山吹をみながら、益々、喜びを感じる教室にしたいと

思う、、しっとり雨の昨日でした。

 

和菓子教室 おけや

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★★★今後の教室の予定★★★

暫くは、少人数、小規模の教室となります。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

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★水無月のお稽古のお知らせ★

水無月のお稽古は、両日ともに満席となりました。

ありがとうございました。

尚、キャンセル待ち希望の方は、下記の申し込みメールまで、お問い合わせ下さい。

よろしくお願いします。

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六月といえば、梅の実が黄ばんで熟す頃、田んぼの苗には、恵みの雨が、降り注ぐ頃でしょうか。

そんな季節に、喉越しのよい和菓子と、七夕にむけての和菓子を作りませんか?


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・葛切り 黒蜜 ※写真は抹茶蜜

葛菓子は、出来立てが一番。ツルッとして、モチモチをいただけるのは、手作りの特権です。

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●本葛粉

葛切りは、葛と水のシンプルな材料で作るので、上質な葛粉を使うことが、美味しくつくるコツです。

また、葛粉のお菓子は、刻一刻と白濁し、弾力がなくなります。つるつるもちもちの透明感を味わうには、何よりも出来立てが命。

上質で、手に入りにくい本葛粉を、お持ち帰りしていただき、ご自宅にて、出来立てを再現していただきます。

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・黒蜜 

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地釜で丁寧に手作業で作られた沖縄の仲宗根黒糖さんの黒糖を使って、黒蜜を作ります。

ミネラルたっぷりのコクをおたのしみに!

こちらも、お持ち帰りしていただきます。

 

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・練り切り きんとん「笹飾り」

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しべこしを使って、、

笹に見立てた三色のグラデーションの

細かいきんとんに、願いを込めて。

いつもは、私の方で事前に用意した練り切り種を使いますが、今回は、練り切り種から作ります。

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練り切り種をちぎり、冷ます工程は、いつも美しいなぁと思います。

是非、この機会に、練り切り種の作り方を習得していただければと思います。

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特別なおまけ。

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水無月抹茶味のレシピ

6月30日の夏越しの払いにいただく和菓子。夏を越すのが、大変だった時代、宮中では貴重な氷を頂き、無病息災を祈りました。庶民は、その氷を模した水無月を、無病息災を願い頂きました。是非、このコロナ禍に作っていただきたく、特別にレシピをお渡しします。是非、作ってみて下さい。去年もフリーペーパーのようにハックルベリーブックスさんで配ったものです。

水無月をたべて、コロナを追い払いましょう。

また、この機会に、行事と共に、祈りを込めていただく和菓子の奥深さを感じ、古から続く和菓子の文化に思いを馳せていただければと思います。

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〈日時〉①6月9日(水曜日)13:00〜15:30

                  →満席となりました。

      ありがとうございました。

               ②6月30日  (水曜日) 13:00〜15:30        

       →満席となりました。

      ありがとうございました。

            ※延長する場合もございます。

〈場所〉児童書籍専門店 ハックルベリーブックス二階    千葉県柏市柏3-8-3

〈内容〉上記の通りです。

※葛切りは、材料の本葛粉、出来上がった黒蜜をお持ち帰りしていただきます。       

※笹飾りは、出来上がったものを二個お持ち帰りしていただきます。     

〈料金〉3500円(税込)〈定員〉各回4名様

〈持ち物〉お茶、お菓子をお持ち帰りする手提げ袋、お手拭き、マスク、エプロン、

〈お申込み方法〉ご参加いただける場合は、下記のメールにお申込み下さい。

wagashiokeya@gmail.com

ガラケー、パソコンの場合は、下記アドレスに送信願います。

wagashiokeya@yahoo.co.jp 

〈お申込み内容〉

①お名前 ②当日連絡のとれる電話番号③メールアドレス④ご住所⑤参加希望日

件名は、「水無月のお稽古申込み①」か、「水無月のお稽古申込み②」で、日程を①か②で、記入をお願い致します。

*ご不明な点等ございましたら、上記のメールアドレスまで、遠慮なくご質問下さい。

 

また、コロナ禍におけるルールを、下記の通り徹底させていただきます。必ず、ご一読をお願い致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●講座の定員は、以前の8名→4名になります。

●テーブル・備品のアルコール消毒の徹底を致します。

●講座の際、参加者全員のマスクの着用、作業時の手袋の着用をお願い致します。(手袋は、こちらでご用意致します。)

●始まる前の自宅での検温をお願い致します。

●発熱・咳の症状がある等、体調がすぐれない場合は受講をご遠慮ください。その際、キャンセル料金は、かかりません。

●講座前の石鹸での手洗いと手指のアルコール消毒をお願い致します。

●講座中に換気を行います。

●しばらく、試食は、行いませんので、お茶をご持参下さい。

●お菓子は、お持ち帰りのみとなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記のご協力を、よろしくお願い致します。

 

優しく降り注ぐ雨音を聴きながら、、

五感を使い、時季の和菓子を作って、

楽しいひと時をご一緒できればと思います。

ご参加を心よりお待ちしております。

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素材の王様vs計算の王様

木の芽の香りを体いっぱい感じる筍ご飯が美味しかった、、先日の赤坂での友人とのランチの後。

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只今、あんみつ研究中の私を、
友人が、美味しいあんみつ屋さんに、

案内してくれました。

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・「相模屋 あんみつ」

行列の「相模屋」さん。

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暖簾をくぐると、調理場丸見えで、
全部手作りがわかる風景。
聞けば、やはり、全て手作りとのこと。
天草から煮た心太、塩豆、黒蜜、あんこ。

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個包装になっていない販売形態が、もう本気です。
食べてみると、、
勢いある素材のパワーにドドーンと押され、
おーーいーーしーーーー。
まさに素材の王様でした。

 

そして、お次は、、。

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・「虎屋 あんみつ」

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さまざまな素材があいまって、

口に入れた時の、食感の違い、味の違い、

時折くる塩気を、黒糖の黒蜜が優しく包む感じ。 

丁寧な沁み入る「美味しい~」を、言いました。

あんみつは、味の掛け算で、お口で一緒になった時の計算が大事なんだなぁと。
虎屋のあんみつは、計算の王様でした。

 

今回、改めて、あんみつは、「夢」のある食べ物だなぁと思いました。食べるだけで、口福になる。

皐月のお稽古のあんみつは、今回得たいろんなアイデアを重ねて、皆さんに夢をもたらすような形にしたいと思います。お楽しみに!

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先日、仲宗根黒糖さんから、黒蜜試作用の黒糖を、
羽根さぬき本舗さんからは、わらび餅用の和三盆糖を取り寄せました。 

両社長さんには、お会いしましたが、二人とも、とっても優しくて和顔。
この二つの砂糖は、このまま食べても美味しい理由が、もはやあの和顔にある気がします。
(なるべく機械化しないで手作業というこだわりの製法を貫くお二人です。)

四月のお稽古では、
和三盆、黒糖の試食のお持ち帰りもします。
みんなで和顔になりましょう!おたのしみに!

 

感動して沢山吠えた?赤坂day。
沢山感じたインプットを、よきアウトプットにかえて、教室にて、吠えの連鎖をつないでいこう。

ぷ、ぷ、ぷ。

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桜の季節の虎屋さんの手提げは桜色。夢あり。

 

※今回、同じ日で投稿を二つアップしています。よろしければ、一つ前の「いそがばまわれ」 も、覗いていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

 

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★六月のお稽古は、6/9(水)、6/30(水)各日13:00〜を予定しております。詳細は、近日中にブログにアップします。よろしくお願い致します。

いそがばまわれ

季節の時候は、晴明となりました。

山は、青さを増して、さわやかな風が薫る季節で、

生命の息吹を感じます。

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先月末は、甥っ子の幼稚園の卒園式でした。
かわいい甥っ子に、お祝いとお菓子を送るべく、
私「なにがいい?」
甥「ひしもちと、まめかん」
私「ん?」

一瞬の間が、私に、、。
もちろん、紅白饅頭!とか、
桜の練り切りとかを期待した私、、。
お祝いでもなく、、
季節もあっていない、、。

でも、かわいい甥っ子がたべたいなら、、
この不思議なオーダーに従おう!

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天草からところてんを煮て、

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塩豆を蒸して、
黒糖をそのままかじるだけで美味しい
沖縄の仲宗根黒糖さんの黒糖で、
黒蜜をつくって。。

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菱餅は、求肥で。

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甥っ子が、大好きな味噌あんをたっぷり添えて。

そして、到着した菱餅
旧暦までだしていたお雛様に飾りたかったそう。

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かわいい夢の実現に、おば、納得!!

しかし、、豆かんは、なぜ?ときくと、、
それは、美味しいからだそう。
かわいいなぁ。

幼稚園で、様々な句を熱心に覚えた甥っ子。
入園以来、沢山の句を覚えました。

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すきな句は、「いそがばまわれ」だそう。
かわいい字と諺のチョイスの渋さに、
笑ってしまいます。ぷ、ぷ、ぷ。

あまた、覚えた句の数同様、
様々に、成長した甥っ子が、微笑ましいです。

甥「つぎはねー、きびだんごねー」
きっと、桃太郎で憧れたのかなぁ。

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逢う日

桜の季節となりました。

そんな桜が美しく咲く時期を、

「花時」というそうです。

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・今日の和菓子「花扇と葵」

錦玉の「花扇」は、桜の塩漬けだけで着色し、儚げな桜色に。
求肥の「葵」は、渋いお濃茶餡を中餡に、葵の葉の形に。やわらかい求肥の甘さと、お濃茶餡の渋みが好相性です。

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・「お濃茶餡」

 

古の日本では、男女は、顔を合わせることなく、
和歌を、連歌として贈り、教養を確かめて、
好みの人を探していたようです。

唯一、男女が介して、顔を合わせる時があり、
それが、葵祭だったそうです。
この葵祭、、名前の由来は、、
男女が逢う日→ 逢ふ日祭→葵祭になったそう。

コロナ禍、いろんな人と会えないこのご時世。
いつか気軽に会える日を願って、、。
今日の菓銘は、「逢ふ日」を→「葵」に込めました。

 

この葵祭では十二単をまとった斎院(未婚の天皇家の女子)が、身を清める神事があります。

エピソードで、牛車にのった、6歳の女子の斎院に、
知り合いであった藤原道長が、声をかけたところ、
天上人なので、気軽に人前で返事のできない斎院は、

扇子をすっとだして、それに応えるという

趣ある行動にでたそうです。素敵ですね!

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・「花扇」

 

ということで、今日のお菓子は、
「葵」と「花扇」となりました。

 

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・今日の和菓子「落とし文」
恋文のひとつで、公然とは打ち明けられない気持ちを、相手の目に留まるようにあえて、落としておく緑の恋文。こんな雅なものがお菓子として、残っているなんて!和菓子は、やっぱり、いいですね。

SNSのなかった古は、手軽でないからこそ、、
ひとつひとつに想いを込めて、趣がありますね。

 

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春の足元。小さき花たち。

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手賀沼の菜の花畑。

「花時」、、散歩が楽しい時です。 

華やかな景色に、ずっと散歩をしていたい気分です。

 

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春分〜おはぎ〜

昨日は、春分でしたね。

春は、ぼたんになぞらえて、ぼたもちともよばれるおはぎ。。また、新豆から時間がたっているので、皮が硬いので、こし餡でといわれています。。

とはいえ、、今日は、商品名のとおり、おはぎと呼ばせていただきます。

 

虎屋さんへ伺うと、、

ラッキーなことに、春分のおはぎが!

普段店頭に並んでいないおはぎに一人大興奮!!

 

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・虎屋さんのおはぎ。手前から左回りに、

「小倉餡、白餡、黒糖餡」

特に、黒糖餡は、深いコクが印象的でした。

虎屋さんのおはぎは、あんが、スタイリッシュで、都会のおはぎというかんじです。

とても、美味しかったです。


その虎屋さんとは、真逆で

素朴なあんの美味しさが、ど真ん中で、 

心をノックするのが、

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・京都「今西軒さんの名物おはぎ」

特筆すべきは、ご主人がひとつひとつを込めた

全て手作業、手作りの餡の美味しさ!!

娘達と、このおはぎをこえるおはぎがない!と

ざわめきながら、いただきました。 

どんなに落ち込んで下を向いていても、

一口たべると、その素朴で優しい沁みる餡に、

顔を上げたくなるような、そんなおはぎです。

 

秋のお彼岸の頃は、がちんこで 

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おいしい粒あんをつくり、

新潟の餅米で、

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ひとくちおはぎのお稽古をしたいと、

おはぎをいただきながらおもいました。

 

亡くなった大切な人を、

餡から手作りのおはぎで偲び、

また、邪気をはらう小豆でコロナも、 

撃退しましょう。

あぁ、考え出したら、ワクワクしてきました🎶

おたのしみに!

 

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・虎屋さんの和菓子手前から「手折桜、夜光の玉」

私が、虎屋さんで大好きなのは、手前の羊羹製。

今は、華やかな「手折桜」の形で。

羊羹製とは、こなしという、餡に小麦粉を加え蒸して、揉みこなしたお菓子。素朴なだけに餡の美味しさがダイレクトに感じられます。


「夜光の玉」は、けし餅。

けしの実が丁寧につけられ、 

中には、秀逸な整った餡が。

娘達がけし餅の王様とのこと。

素朴なものこそ、材料にこだわり、

丁寧に作ると深く印象に残ると、

このお菓子に教えられるようです。

 

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ただいま、、菓寮では、桜あんみつも、、。

日を改めて娘といこう。

 

弥生のお稽古で、とても美味しい羽根さぬき本舗の

和三盆糖を生徒さんに味わっていただきたく、

少しだけお持ち帰りしていただきました。

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自宅におもちかえりされた生徒さんが、それを型に入れお干菓子に。

青空みたいなすてきな器に盛り付けて。

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 「左上 生徒様作 白干菓子と

 羽根さぬき本舗 桜のお干菓子」

お皿含めて、とっても素敵ですよね。 

美しいお干菓子の姿に嬉しくなりました。

皆さん、それぞれに自宅にて、自分色の和菓子を、

展開されていて、それが、何より嬉しいです。

こうゆう喜びを生み出せて、それが家の中にあるって、それだけで、幸せですよね。

 

この和三盆糖は、卯月のお稽古のわらび餅に入ります。お楽しみに🎶。


いつもの手賀沼

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大好きな辛夷

美しいなぁ。

 

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和菓子でお花見気分を〜弥生のお稽古②〜

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昨日は弥生のお稽古②でした。

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満開の桜とともに、お花見の和菓子を。

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三色団子もご自分で着色していただき、

自分色のお団子に。


和菓子っていいなぁと思う瞬間が、あります。

たとえば、桜餅ひとつとっても、

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道明寺を桜色に染めた時の美しさ、

道明寺が蒸しあがったときの餅米の香り、

桜の葉の塩漬けから香る桜の香り、、

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何より、春を感じる桜餅の佇まい、

とにかく五感を刺激します。


それは、生徒さんを通しても感じます。

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季節の和三盆のお干菓子カタログをみて、

何時間でもみれると目を輝かせている方。

 

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・「生徒様作 餡からつくった、干果実入羊羹✨」
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・「生徒様作 練切生地から作った糊こぼし✨」

ご自宅にて、自分なりの工夫をした自分の和菓子を作り、色とりどりの画像を見せてくださる方。

 

教室が楽しみでウキウキしていたら、その姿をみて、ご主人も参加したくなったという方。

みんな、目が輝いていて、生徒さんを通して、

やっぱり和菓子って、いいなぁと、確信します。


和菓子は、日本人のDNAを、

無条件にドンドンノックするように思います。 

教室でも、和菓子を通し、心をドンドンノックしていきたいなぁと思います。

 

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昨日も、お持ち帰り箱に桜を🌸。

重箱を持参された生徒さんもいらっしゃり、

とっても素敵にお持ち帰りされていました。

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この扇子の取っ手のついた素敵なお重に、

どれほど豊かな暮らしをされているのか、、が、

感じられました。素敵ですね。


外でお花見のできない今年。

せめて、、

手作りの和菓子で、お花見気分を。

 

昨日は、私とお誕生日が一緒の生徒様がいらしたり、

結婚記念日の生徒様がいらしたり、
ご参加希望でしたが、定員の関係で、お断りした

生徒様のご主人がお顔をみせてくださったり、
とにかく、とっても、和気藹々で、
何よりみんな和菓子が大好きで、、
キラキラした楽しい時間でした。

 

とってもいい日でした。感謝、感謝。

 

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河津桜は、もう、葉桜に。

 

卯月のお稽古に向けて、また、沢山のものを、

貯めておきます。

よろしくお願い致します♪

 

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