今日から大寒。
寒さが堪える毎日ですが、次の時候は、立春。
もう春はすぐそこ。
となると、この寒いからこそ、スコーンと晴れる
冬の空もあと少し。
味わいたいですね。
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・道明寺「白椿」
大好きな凛とした深緑の椿の葉を添えて。
柚子を練り柚子にして、
柚子白あんに。
道明寺でつつみ、氷餅を纏って。
柚子の甘酸っぱい香りで、幸せに🎶。
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先日、甥っ子から教えてもらった小林一茶の俳句。
『うまさうな 雪がふうはり ふはりかな』
でイメージして、、百合根を蒸して。。
・百合根のきんとん「ふうはり ふはり」
和菓子にとって菓銘は、とても重要なもの。
菓子に込められた想い、自分の感じた感覚を
伝える、食べ手への橋渡しのような。。
だからこそ、菓銘は、感覚をはたらかせ、
食べ手の想像を掻き立てるようなものにしたいなぁと思います。
それを妹に話したら、
クラウス グロート作詞の
ブラームスのメロディーのように
という歌曲を紹介してくれました。
主語は感覚なんだそうです。
♬
それは(感覚)旋律のように
ひそやかにわたしの感性にしみわたり
春の花々のように咲き
その香りのように漂う
しかし言葉で書きとめようとすると
それは霧のように霞み
吐息のように消え去ってしまう
だがすべてがではない
詩句のなかにほのかな香りが残る
それをうるんだ瞳がやさしく
静かな芽生えを呼び起こす ♬
何と150年前くらいに作られた曲だそう。
昔から感覚というものは尊いものだったのですね。
とても素敵な曲なので、よかったら、聴いてみてください。
改めて、私は私の感覚を大切にしていこうと思いました。
妹に感謝。
今年初の梅見つけました!
催事で京都の千枚漬けを。
千枚漬けも、もう終わりだそう。
春の足音近づいてますね。
和菓子教室 おけや
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★★★今後の教室の予定★★★
暫くは、少人数、小規模の教室となります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
誠に勝手ながら、一月、二月は、教室をお休みさせていただきます。