和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

大寒〜春となり〜

今日から大寒

寒さが堪える毎日ですが、次の時候は、立春

もう春はすぐそこ。

となると、この寒いからこそ、スコーンと晴れる

冬の空もあと少し。

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味わいたいですね。

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・道明寺「白椿」
大好きな凛とした深緑の椿の葉を添えて。

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柚子を練り柚子にして、

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柚子白あんに。
道明寺でつつみ、氷餅を纏って。
柚子の甘酸っぱい香りで、幸せに🎶。

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先日、甥っ子から教えてもらった小林一茶の俳句。
『うまさうな 雪がふうはり ふはりかな』
でイメージして、、百合根を蒸して。。

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・百合根のきんとん「ふうはり ふはり」

 

和菓子にとって菓銘は、とても重要なもの。

菓子に込められた想い、自分の感じた感覚を

伝える、食べ手への橋渡しのような。。

だからこそ、菓銘は、感覚をはたらかせ、

食べ手の想像を掻き立てるようなものにしたいなぁと思います。

 

それを妹に話したら、

クラウス グロート作詞の
ブラームスのメロディーのように
という歌曲を紹介してくれました。
主語は感覚なんだそうです。
 ♬
 それは(感覚)旋律のように
 
 ひそやかにわたしの感性にしみわたり
 春の花々のように咲き
 その香りのように漂う

 しかし言葉で書きとめようとすると
 それは霧のように霞み
 吐息のように消え去ってしまう

 だがすべてがではない
 詩句のなかにほのかな香りが残る
 それをうるんだ瞳がやさしく
 静かな芽生えを呼び起こす ♬

何と150年前くらいに作られた曲だそう。
昔から感覚というものは尊いものだったのですね。

https://youtu.be/km5qkqrcxP0

とても素敵な曲なので、よかったら、聴いてみてください。

改めて、私は私の感覚を大切にしていこうと思いました。
妹に感謝。

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今年初の梅見つけました!

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催事で京都の千枚漬けを。
千枚漬けも、もう終わりだそう。
春の足音近づいてますね。

 

和菓子教室 おけや

★インスタはこちら★→@wagashi_okeya 

★★★今後の教室の予定★★★

暫くは、少人数、小規模の教室となります。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。  

誠に勝手ながら、一月、二月は、教室をお休みさせていただきます。

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