和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

夏の味。

手賀沼の景色が、夏っぽくなってきました。

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手賀沼ブルー!

 

この時期になると食べたくなるもの。。

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・「甘夏羹」 

 

曇りの夕方に撮影したら、、

早くも夏の終わりの儚さを感じるような佇まいに。

そうゆう様が、また、和菓子らしいですね。

 

甘夏羹は、丁寧に、心込めて、作ります。

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甘夏の実をくり抜いて、

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その実を、さらしで、丁寧に絞って天然果汁100%。

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実をくり抜いた甘夏の器で固めます。
この時期にぴったりのお菓子。
器ごと、手土産にも喜ばれます。

 

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娘が食べて、一言。「夏!」と。

爽やかで甘酸っぱくて、、

本当にその通り。名言ですね!

 

先日作った「木の芽求肥」。
妹に、味噌をのせたら、、といわれ、

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その後、味噌餡を、作ってリベンジ!

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・「木の芽求肥

カリカリアツアツの香ばしい求肥に、
甘じょっぱい味噌餡をのせて、
ピリッとする爽やかな木の芽を。
とてもいいマリアージュ
甘★辛★ピリ、美味しかったです。
妹に感謝。

 

甘夏も、木の芽も、
初夏を感じるこの時期だけのもの。
だからこそ、より美味しく感じますね。

 

夏は、和菓子屋さんが、暇になるといいますが、
私個人的には、夏のひえひえぷるんの

和菓子が大好きです。
今年は、時間もたっぷりあるので、

水羊羹2021として、
水羊羹の研究を、存分にしたいと思います。

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もちろん、先の夢として、

教室でみんなでわかちあうために!

沢山の楽しみをためておきます。

 

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先日の母の日。

理研究部に入った次女が、うまれてはじめて、

作ったシフォンケーキをプレゼントしてくれました。

 

研究部に代々語り継がれるそのレシピは、

目から鱗の行間がたっくさん。

そのおかげで、次女は、はじめてなのに、

とても上手にケーキを焼くことができました。

先輩たちの失敗から学んだ書き込みの数々が、

宝物となって、素晴らしいレシピとなって、

娘の手元に。

 

私も常々思いますが、和菓子作りでの失敗は、

後の財産になるなぁと。

それが、輝く宝物のレシピの行間に。

教室でも、少しでも多くの行間を生徒さんに、

和菓子愛とともにお渡ししたいなぁと思います。

 

そのためには、今は蓄えるとき。

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粛々とためておきますね!

江戸時代の錦絵満載の和菓子の本。。

心は、完全に、和菓子と共に、江戸時代へ旅してます。

ふ、ふ、ふ。

 

和菓子教室 おけや

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