お盆は、普段会えない親戚に会うことが多いので、手土産を買いに行きました。
久しぶりに、ビ、ビ、ビ、の出会い。
●五郎丸屋 季節の薄氷 「浴衣」
涼しげなお菓子ですね。ちなみに、柄は朝顔。
朝顔は、秋の季語だそうです。
何より、洒落てます!!!
この薄氷、割れないように、上下に厚い綿が入っていました。お客様への心配りと、和菓子への愛情をひしひしと感じました。
お次は。
●金沢 諸江屋 お干菓子
なんて、品のいい撫子でしょうか?
しかも、菓銘が洒落ています。
「十二ケ月」、、、。
想像を掻き立てる菓銘ですよね。
季節をとらえて、
想像の余地を残して、、、
遊びがあって、洒落ている。
和菓子は、こうだよ。と、教えられるようです。
この二つの和菓子を見つけた時は、まさに、
ビ、ビ、ビでした。
ご先祖さまを供養し、また、お盆の団欒のひと時を、更に和やかにしてくれたらなぁと想いを込めて、贈りたいと思います。
昨日から、秋の和菓子の試作を始めましたが、
この大事なことを胸に、一歩先の季節に想いを馳せて、和菓子作りをしたいと思います。
●秋の空
和菓子教室 おけや