和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

三周年〜心より感謝〜

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・今日の和菓子「好き」

私の好きなもの。できたての白あん。

あつあつを鍋からスプーンですくって。

まだ、砂糖の味より、豆の味がして、

本当に美味しいです!!

先日のお稽古でも、生徒さんに食べていただいたら、

生徒さんの目の中に星がみえました!!


そのあんこを使った和菓子で「好き」なもの。

いろいろ作ってみると、、

ハレノヒのお菓子より

ケノヒのお菓子が好きです。

背伸びをしてなくて、ほっとするから。

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とりわけ、栗饅頭は、幸せしかないです。

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そして、、薯蕷饅頭も、すてがたい。。

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さらには、できたてのぷるぷるのわらび餅は、 

もはや、自分が溶けそうになります。


時に、人生には、混濁した事もやってきます。

その時、純粋に「好き」があると、

その混濁した世界ですら、

パッと美しい世界にかわる気がします。

このコロナ禍は、

細胞レベルで大好きな和菓子を通して、

それを強く感じました。

私は、「好き」という気持ちが、

運んでくるウキウキ、ワクワクを

絶やすことなくやってこれたように思います。


一粒万倍日、大安の今日。

お陰様で、当教室も三周年を迎えることができました。


今年は、緊急事態宣言が何度かあり、

大変な中ではありましたが、

和菓子を通し、様々な新しいご縁が繋がり、

そして、その生徒様のエネルギーやパワーに、

とても背中を押されました。

沢山の力をありがとうございました。

皆様に、支えられて紡いだ三周年だと思っています。 

今年沢山いただいたものは、

四年目に、和菓子作りを通して、

大きなgiftにしてお返ししたいと思っています。

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また、いつも、教室を影から支えてくれる友人達、

レンタルスペースを提供してくださる

ハックルベリーブックスさんにも、

改めて、感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

ようやく、三周年を迎えた小さな教室ですが、

これからも目にみえる形以上に、真心を大切に、

心を癒し、ほどくような和菓子と皆様を繋ぐ

楽しい場所でありたいと思います。

美しい季節を感じながら、、。

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最後の一枚。しがみつくというより、、

ケセラセラ〜♪という鼻歌が聞こえてきそう🎶

 

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・「破魔矢

和菓子の原点には、邪気を払うということもひとつ。

悪い病にかかりませんように魔を払って、

皆様の幸せを願って。


今後とも、和菓子教室 おけやを、

よろしくお願い致します。


11月6日 三周年によせて 感謝とともに


             和菓子教室 おけや

                富田 夏絵

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秋〜終章。

気温がグッと下がり、立冬がすぐそこまで、やってきています。

秋も、いよいよフィナーレを迎えていますね。

寒い朝に、我が家では、お汁粉が定番。

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・「お汁粉〜くり、こぶつき」

新豆で作ったあんこで。幸せ感じます。

今年は、コロナ禍で、

和菓子も、外交的で華やかな和菓子というより、

ほっとする家族が喜んでくれる和菓子を

作りたいなぁと、年始に思いました。

そして、シンプルなお菓子の感動の根幹は、

あんこの美味しさだなぁと。

ということで、今年は、あんこの向上を

意識して過ごしてきました。

それに伴い、あんこ作りのレッスンまで、

できたことは、本当に嬉しいことでした。

何より、熱心にご参加された生徒さんに感謝します。

ありがとうございました。

霜月のお稽古は、白あん作り。

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手亡いんげん豆、浸水中。美しい白。

この11月に、お陰様で当教室も丸三年を迎えます。

日頃の感謝をこめて、ささやかですが、

お祝いのお干菓子を霜月のお稽古でお配りします。

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・「鶴」

この「鶴」の和三盆は、私にとって、和菓子に興味を

もつきっかけとなった特別なお干菓子です。

以前、煎茶道のお茶会に誘われて、次女と伺いました。家元様の傘寿のお祝いの会。

まず、初めにでてきたのが、鶴のお干菓子でした。

白い和三盆に、ちょんとさされた紅。

ここに美しい鶴とお祝いの表現がされている世界に、

心底感動しました。

美しすぎて、そっと、お懐紙に包んで持ち帰り、

電車の中でまた、娘と愛でました。

あの感動の日から、私は、未だに和菓子というものに、魅せられ続けています。

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・「祝づくし(鶴、亀)」

私にとって、今へ繋がるきっかけとなったお干菓子を

霜月のお稽古でお配りします。亀もお付けして。

お楽しみに!

ちなみに、来年の霜月のお稽古の夢は、

コロナの状況が、落ち着いていたら、

オープン記念特別回として、

お干菓子作りと煎茶道を愉しむ会を考えています。

乞うご期待!!

 

ついでのお話。。

生徒さまから、和菓子教室 おけやの名前の由来

をきかれました。     

教室では、なかなかお話する時間もありませんので、

今回、恥ずかしながら、お伝えします。 

おけやは、私の旧姓から一字とり、つけました。

金属加工が盛んな新潟県三条市にて、

曾祖父は、かんなの職人だったそうです。

当時、パソコンもないアナログな時代に、

材質の配合などをピタリといいあてるなど、

鍛錬し、熟練の技で、

ひとつごとを全うした人生だったようです。

その精神が宿りますようにと願いを込めたこと。

それと、三年間の闘病の後、亡くなった父。

ベットの上でも、生きることに前向きだった父の命を

全うする姿に人生は一度きりと教えられ、

教室を始めました。

そんな二つの理由から、旧姓から一字もらって、

教室の名前は、「おけや」となりました。

 

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夕焼けの光が、神々しい日。

私の和菓子の恩師、金塚晴子先生から、
和菓子教室は、完全にクローズされるとご連絡が。
教室部門以外では、まだまだご活躍されるとは思いますが、、。
山口百恵さんの音楽プロデューサーでもあった先生。
この感染者が減り、様々が再開する中、
百恵さんのように、とても潔ぎよい決断を。
「ひきぎわの美学」全てにおいて、人生の学びに。
偉大な恩師に、心から感謝し、
その恩師を讃えるような神々しい光が、

私の足元を照らした夕暮れでした。

 

あっという間に秋のフィナーレです。

精一杯、最後の秋を楽しんでいきましょう🍁。

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秋は夕暮れ。

◼️お知らせ◼️

誠に勝手ながら、来年、一月、二月は、教室をお休みさせていただきます。春の桜の季節、三月から再開させていただきます。尚、来年三月の告知は、今年の十二月頃、当ブログにてさせていただきます。

何卒、よろしくお願い致します。

 

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栗名月〜赤坂虎屋でワクワク〜

栗名月の昨日、友人と久しぶりの赤坂虎屋さんへ。

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キラキラした都会の秋晴れ。綺麗な青空。

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・手前十三夜のため限定の「栗名月」

 栗名月にちなんで、三日間限定の栗菓子。

 貴重な栗菓子ゲットしました。嬉しい。

・奥左「栗粉餅」

・右「粟餅」

 はぁ。。幸せの三重奏🎶です。

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季節のお食事。

出汁と素材の味、季節を感じる美しいお食事。

沁みる味に日頃の手抜きを反省。

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これをたべなくては!

やっぱり外せないあんみつ。

つやっつやのおたふくまめをトッピング。

たべて、ほくっほくのお味に、また幸せ。

手前の粟が入った黄色の寒天は、あんことたべると、まさに粟ぜんざい。大発見に大興奮!

おたふくまめ、栗の甘露煮、粟寒天と、、
秋のあんみつのお稽古もいいなぁ💡✨

食後は、今回の目的の錦絵展へ。

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和菓子が入った錦絵に大興奮!

中でも、神無月のお稽古で資料を配りました鷲神社の酉の市の商売繁盛を願った切り餅の実物が!!!

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↑この粟餅、きび餅が入った三色の切り餅が、

この姿で、実物の再現をされていました。

私、とても、とても、興奮しました。

写真がとれないゾーンでしたので、ご興味のある方は、是非、錦絵展へ。

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写真可のゾーンで。

錦絵のようなお菓子の包装紙の展示。

昔のデザインの細かさ、色の美しさにうっとり。

私は、鶴のデザインが好みでした。

朱色で描かれた細かい鶴。それだけで、心からの

お祝いの気持ちが伝わります。

とても、美しい、いい時代だなぁと。

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プチタイプのかわいい羊羹!

キャラメル、黒胡麻、ジンジャー。

包装紙もかわいくて、

ちょっとした贈り物にオススメです。

 

最後に!

友人からのお土産。

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初穂が入った秋のブーケ。
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こだわり素材のオレンジパウンドケーキ❤️

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栗名月の昨日。

月が満ちて、いろんなものを吸収する日。

人も、絵も、お花も、お菓子も、

画面やスマホを通してより、生で感じるのは、

やっぱりいいなぁと改めて思いました。

感謝、感謝。

◼️お知らせ◼️

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十三夜〜神無月のお稽古②〜

十三夜。

水面に映る満月をイメージして神無月のお稽古で

沢山作ったきみしぐれのつくり納め。

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・今日の和菓子「月光」

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もうすぐ満月の頃に、パチリ。

月をうつす手賀沼の水面が、優しい風にゆれて、

とても気持ちいい夜でした。

 

先日の神無月のお稽古②。

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久しぶりの雨。あ、私、、雨女でした💦。

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蜘蛛の巣に雨粒が美しい。

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虎屋さんの錦絵展にちなんで、

時期の七五三と酉の市にまつわる和菓子の入った

江戸時代の錦絵の資料も、お配りしました。

下段の錦絵。商売繁盛を願う、鷲神社の酉の市。

三色または二色の切り餅が名物だったそう。

栗の色が黄金の小判のようで黄金持ちに通じる粟餅、きび餅が含まれたそう。というエピソードも。

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生徒さんの黄身時雨も、

しぐれ雨の中、とてもきれいに!

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けし餅は、ものすごい集中力で、

静寂の中、包あん、ケシの実つけとも、

上手にできました👏

 

最近、感じること。

申し込みの際、メールや電話でも、熱意というものは、

こちらに通じるということ。

今回は、そんな熱さを強く感じた方々の会。

本当に皆さん、熱心に和菓子を作られていました。

そうやって、熱い心をもっている方々は、

決まって目がキラキラ。

年齢とかそんなものを超えて、

自然を見て感じるような美しさを感じます。

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生徒さんのカゴバックとバンダナ。

素敵だったので写真に。

最近、てぬぐいや、バンダナ、風呂敷に、

とてもスマートに和菓子をお持ち帰りされる

生徒さんがちらほら。

とても素敵な習慣だなぁと思います。

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お稽古の日のお夕飯。

水を一切加えない娘チキンカレー。

玉ねぎ4個入っているそう。。

スパイスもたっぷり。

いつも、娘に感謝です。

 

今回も和菓子作りを通し、沢山のエネルギー🔥が巡る熱く、楽しい時間となりました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

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自宅きみしぐれ作り。最終。

娘の希望で、あんなし、柚子ピールいり。

出来立てを、せいろから直で😅コーヒーと。

おうちならではの食べ方😅

出来立てハフハフは、また、格別。

不作法、、失礼します。

 

神無月のお稽古①で、ちらっとお話した、

砂糖ふるい。。

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写真下  合羽橋で買った砂糖ふるい。

写真上左 長年連れ添った100均のざる。

写真上右 最近買った砂糖ふるいにびったりのざる。

上白糖をふるうものは、

そこそこ粗めでないとふるえない。

和菓子作りをはじめた頃、砂糖ふるい専用の道具を。

見ての通りほとんど使っていない😅

かたや活躍するのは、長年連れ添った100均のざる。

底を支えるものがなくシンプルで、網目、小回り、適度なたわみが、上まっているから、、つい。

最近、最適なざるを買いましたが、結局使うのは、

100均のざる。

愛着があって、ついつい、使ってしまいます。

こうなったら、こわれるまで、いきたいと思います。


昔、長年一人暮らしをしていた愛着ある

三軒茶屋から柏に引っ越してきた時は、

正直毎日気分が下がっていました。

しかし、住めば都。

文豪が愛した手賀沼がある柏。

四季折々の景色や、鳥や虫の音は、

歳をとるほどに心を豊かにしてくれています。

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先日の手賀沼。いつも美しいです。

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寒露〜散歩の風景〜

風が透きとおり心地よい毎日。

ある日のお散歩にて、上を見上げると、、

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美しい黄葉。

この万華鏡みたいなグラデーションを琥珀糖で。

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・今日の和菓子「黄葉」

朽葉色、青朽色、茜色、、

透明感のある琥珀糖でくすんだ色を。

 

また、ある日の夜になってしまったお散歩。

人気もなかったので、そっと、マスクをはずして。

しばらくすると、ぷぅんと金木犀の香りが✨

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・今日の和菓子「知る秋」

暗闇の中、姿はみえないけれど、金木犀の香りに、

秋を感じました。その風景を和菓子に。

 

平安時代、手紙は文といわれ、

その文には、センスが問われ、

季節の色や、自分の着物の重ねの色の紙に書き、

木の小枝に結んで届けるのが一般的だったそう。

青い紙を柳の折枝に結んだり、

色の取り合わせにも美意識を宿らせたそう。

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金木犀の色の紙で、金木犀の香りを纏わせた文の

イメージで和菓子を。

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切手にもなっている 速水御舟「炎舞」

山種美術館の投稿からお借りしました。)

の色味にエネルギーをもらって。

お干菓子を。

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・今日の和菓子「夕焼け」

真っ赤に染まる秋の夕焼けを。

 

秋晴れの散歩。

愛犬ニコニコ。

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雨の日の散歩。

雨具が大嫌いな愛犬。

夕焼け色の雨具をきて、無表情。

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ちーん💦

 

明日は、神無月のお稽古です。

雨のようなので、ご参加の皆様、

お気をつけてお越しください。

 

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楽しむ人は無敵〜神無月のお稽古

気持ちの良い秋晴れの日に、

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神無月のお稽古が、ありました。

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「けし餅 藻塩のせ、黄身時雨

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黄身時雨、せいろの上段、下段で、

割れ方が異なります。

上段の方が割れ目が上品ですね✨。

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けし餅四景。

みなさん、とても上手に包あんできていました👏。

目からうろこのまとわせ方で、、

香ばしく煎ったけしの実をまとわせて。

けし餅は、藻塩をぱらりと、甘さを引き締めて。

黄身時雨の中あんは、かためのもの、

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求肥の中あんは、皮にあわせ、やわらかめのもの、

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きみしぐれの外皮の硬さの加減は耳たぶくらい、

求肥の出来上がりの艶っぽい感じ、

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などなど、

和菓子作りは、五感をつかって、感じながら、

作っていくもので、

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そこに、季節を感じ、それを表現して、、。

和菓子は、感覚というものをフルに使うものだなぁと、改めて感じます。

何より、生徒さんと、それを楽しみながら、

お稽古していけることに感謝、感謝です。

楽しみながらといえば、、

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いつも、お重持参の生徒様。

今月は、栗のかわいい風呂敷きで包んで。

たまたま、お重の生徒様と、前回ご自分で作られた竹籠持参の生徒様がお隣になり、手作りの竹籠談義に花が咲きました。

前回ご参加の方の、薯蕷饅頭の焼印の体験で、ご自宅にあった焼印を試されたというお話、

以前習ったあんこや塩豆、栗あんと、4種を2日間で作られた方のお話も。

腕まくりのあんこ達。どんな和菓子になったのかなぁ。

和菓子を通して、とても素敵なひと時でした。

ご参加ありがとうございました。

 

それと、虎屋赤坂の錦絵展のお知らせも。

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あの時代の色は、ハッとする美しい色が多いので、

和菓子作りの色の参考にオススメです。

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それにちなんで、和菓子の歴史を教えていただいている先生から譲り受けた、和菓子に関する錦絵と珍しい和菓子の木型の本から、和菓子が関係する時季の錦絵を少々ご紹介しました。

和菓子好きには、見ているだけで楽しい本ですから、棚に飾らず、これからも、お稽古で皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

孔子のことば。

『才ある者は、努力する者に勝てず

 努力する者は、楽しむ者に勝てず』(孔子

孔子の言葉にもあるように、

楽しむ人は無敵だそうです。

 

ハックルベリーブックスさんで、根菜洗い、銅鍋洗いに大活躍のシュロの小さいタワシを買い足し。

添付の大野隆司さんのポストカードが最高。

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亀の子タワシを彷彿とさせる、、
ねこの耳みたいな形をこねこのこたわしと名付けたり。
楽しむってこうゆうこと!って

教えてくれてるみたいです。
楽しい渦があると、

その楽しいがどんどん広がりますね。
タワシで感じる孔子の教え😅。

タワシ、もとい、大野隆司さんにならい、

教室も楽しい雰囲気でいきたいと思います🎶。

 

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MAXをありがとう!

秋晴れ。晴天なり。

青空に、ぽっかり浮かぶ瑞雲のようなお菓子。

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・今日の和菓子「きみしぐれ」

きみしぐれ、、教室のお稽古で取り上げると、、

天災や、コロナなど、、いつも中止になるという

おけやのジンクス。

ようやく、来週のお稽古で、実現しそうです。

美しい卵色、ほろっとして、お口の中でとけていく

おいしい、おいしい、きみしぐれお楽しみに!

 

昨日は、上越新幹線MAXときのラストラン。

甥っ子とラストランを見届ける予定でしたが、

コロナで断念。

甥っ子は、越後湯沢駅まで乗れたようです。

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ところで、甥っ子の自由研究で知りましたが、、

中越地震の時に脱線したとき325号の車両は、

誰も死者を出さなかった上に、この車両を解体研究して、はやぶさを作ることに貢献したそうです。

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上越新幹線325号ありがとう」という形でYouTubeにアップされています。ご興味のある方は是非。

https://www.youtube.com/watch?v=j71v5HnSP64

ひとつごとを貫くと、人でも、物でも、

物語が必ず、あるものですね。

 

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・いつかの和菓子「ときいろ〜はばたき」

朱鷺が、羽を広げ、飛ぶときだけにみせる

淡く可愛らしいピンクの朱鷺色のあんこを。

 

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燕三条駅MAXとき最終の電光掲示板!

「二階に乗れたときのわくわくを忘れないよ!」

メッセージが感動です。


上越新幹線MAXとき号には、長い間、故郷へのあらゆる時を運んでもらって、心から感謝です。

ゆっくり、ゆっくり、やすんでほしいです。

 

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・いつかの和菓子「ときいろ〜羽やすめ」

 

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駅のポスター。

「MAX をありがとう」

「を」が小さいところが、また、にくい。

テツオくんの甥っ子のおかげで、たくさん、

MAXに感謝できました。甥っ子にも感謝。

 

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神無月のお稽古用に炊いた白あん。。

自分的には、今年一の白あんができました!嬉しい。

お楽しみに。

私も、自分のMAXで、がんばろう!!!


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