気持ちの良い秋晴れの日に、
神無月のお稽古が、ありました。
「けし餅 藻塩のせ、黄身時雨」
黄身時雨、せいろの上段、下段で、
割れ方が異なります。
上段の方が割れ目が上品ですね✨。
けし餅四景。
みなさん、とても上手に包あんできていました👏。
目からうろこのまとわせ方で、、
香ばしく煎ったけしの実をまとわせて。
けし餅は、藻塩をぱらりと、甘さを引き締めて。
黄身時雨の中あんは、かためのもの、
求肥の中あんは、皮にあわせ、やわらかめのもの、
きみしぐれの外皮の硬さの加減は耳たぶくらい、
求肥の出来上がりの艶っぽい感じ、
などなど、
和菓子作りは、五感をつかって、感じながら、
作っていくもので、
そこに、季節を感じ、それを表現して、、。
和菓子は、感覚というものをフルに使うものだなぁと、改めて感じます。
何より、生徒さんと、それを楽しみながら、
お稽古していけることに感謝、感謝です。
楽しみながらといえば、、
いつも、お重持参の生徒様。
今月は、栗のかわいい風呂敷きで包んで。
たまたま、お重の生徒様と、前回ご自分で作られた竹籠持参の生徒様がお隣になり、手作りの竹籠談義に花が咲きました。
前回ご参加の方の、薯蕷饅頭の焼印の体験で、ご自宅にあった焼印を試されたというお話、
以前習ったあんこや塩豆、栗あんと、4種を2日間で作られた方のお話も。
腕まくりのあんこ達。どんな和菓子になったのかなぁ。
和菓子を通して、とても素敵なひと時でした。
ご参加ありがとうございました。
それと、虎屋赤坂の錦絵展のお知らせも。
あの時代の色は、ハッとする美しい色が多いので、
和菓子作りの色の参考にオススメです。
それにちなんで、和菓子の歴史を教えていただいている先生から譲り受けた、和菓子に関する錦絵と珍しい和菓子の木型の本から、和菓子が関係する時季の錦絵を少々ご紹介しました。
和菓子好きには、見ているだけで楽しい本ですから、棚に飾らず、これからも、お稽古で皆さんにご紹介していきたいと思います。
孔子のことば。
『才ある者は、努力する者に勝てず
努力する者は、楽しむ者に勝てず』(孔子)
孔子の言葉にもあるように、
楽しむ人は無敵だそうです。
ハックルベリーブックスさんで、根菜洗い、銅鍋洗いに大活躍のシュロの小さいタワシを買い足し。
添付の大野隆司さんのポストカードが最高。
亀の子タワシを彷彿とさせる、、
ねこの耳みたいな形をこねこのこたわしと名付けたり。
楽しむってこうゆうこと!って
教えてくれてるみたいです。
楽しい渦があると、
その楽しいがどんどん広がりますね。
タワシで感じる孔子の教え😅。
タワシ、もとい、大野隆司さんにならい、
教室も楽しい雰囲気でいきたいと思います🎶。
和菓子教室 おけや
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★★★今後の教室の予定★★★