和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

楽しむ人は無敵〜神無月のお稽古

気持ちの良い秋晴れの日に、

f:id:wagashi-okeya:20211006162508j:image

神無月のお稽古が、ありました。

f:id:wagashi-okeya:20211006140527j:image

「けし餅 藻塩のせ、黄身時雨

f:id:wagashi-okeya:20211006140230j:image
黄身時雨、せいろの上段、下段で、

割れ方が異なります。

上段の方が割れ目が上品ですね✨。

f:id:wagashi-okeya:20211006140243j:image
けし餅四景。

みなさん、とても上手に包あんできていました👏。

目からうろこのまとわせ方で、、

香ばしく煎ったけしの実をまとわせて。

けし餅は、藻塩をぱらりと、甘さを引き締めて。

黄身時雨の中あんは、かためのもの、

f:id:wagashi-okeya:20211006140832j:image

求肥の中あんは、皮にあわせ、やわらかめのもの、

f:id:wagashi-okeya:20211006140745j:image

きみしぐれの外皮の硬さの加減は耳たぶくらい、

求肥の出来上がりの艶っぽい感じ、

f:id:wagashi-okeya:20211006141035j:image

などなど、

和菓子作りは、五感をつかって、感じながら、

作っていくもので、

f:id:wagashi-okeya:20211006141129j:image

そこに、季節を感じ、それを表現して、、。

和菓子は、感覚というものをフルに使うものだなぁと、改めて感じます。

何より、生徒さんと、それを楽しみながら、

お稽古していけることに感謝、感謝です。

楽しみながらといえば、、

f:id:wagashi-okeya:20211006141317j:image

いつも、お重持参の生徒様。

今月は、栗のかわいい風呂敷きで包んで。

たまたま、お重の生徒様と、前回ご自分で作られた竹籠持参の生徒様がお隣になり、手作りの竹籠談義に花が咲きました。

前回ご参加の方の、薯蕷饅頭の焼印の体験で、ご自宅にあった焼印を試されたというお話、

以前習ったあんこや塩豆、栗あんと、4種を2日間で作られた方のお話も。

腕まくりのあんこ達。どんな和菓子になったのかなぁ。

和菓子を通して、とても素敵なひと時でした。

ご参加ありがとうございました。

 

それと、虎屋赤坂の錦絵展のお知らせも。

f:id:wagashi-okeya:20211006141946j:image

あの時代の色は、ハッとする美しい色が多いので、

和菓子作りの色の参考にオススメです。

f:id:wagashi-okeya:20211006142114j:image

それにちなんで、和菓子の歴史を教えていただいている先生から譲り受けた、和菓子に関する錦絵と珍しい和菓子の木型の本から、和菓子が関係する時季の錦絵を少々ご紹介しました。

和菓子好きには、見ているだけで楽しい本ですから、棚に飾らず、これからも、お稽古で皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

孔子のことば。

『才ある者は、努力する者に勝てず

 努力する者は、楽しむ者に勝てず』(孔子

孔子の言葉にもあるように、

楽しむ人は無敵だそうです。

 

ハックルベリーブックスさんで、根菜洗い、銅鍋洗いに大活躍のシュロの小さいタワシを買い足し。

添付の大野隆司さんのポストカードが最高。

f:id:wagashi-okeya:20211006143625j:image

亀の子タワシを彷彿とさせる、、
ねこの耳みたいな形をこねこのこたわしと名付けたり。
楽しむってこうゆうこと!って

教えてくれてるみたいです。
楽しい渦があると、

その楽しいがどんどん広がりますね。
タワシで感じる孔子の教え😅。

タワシ、もとい、大野隆司さんにならい、

教室も楽しい雰囲気でいきたいと思います🎶。

 

和菓子教室 おけや

★インスタはこちら★→@wagashi_okeya

★★★今後の教室の予定★★★

wagashi-okeya.hatenablog.com

wagashi-okeya.hatenablog.com

wagashi-okeya.hatenablog.com