和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

大暑

梅雨も明け、夏らしい暑さになりましたね。

盛夏にどうしても、

食べたくなる和菓子を作りました。

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●蓮子もち

蓮粉のぷるるん、つるっとした食感。

ミネラルたっぷりの黒糖のこくと、

和三盆の上品な甘さ。

暑い夏に、体に沁み入る

夏のおたのしみの和菓子のひとつです。

来年は、是非、教室でも!!

ぷるるんとしたこのたまらない食感を、

生徒さんと、あじわいたいです。

 

先日のサイクリング途中の地元手賀沼の風景。

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手賀沼の蓮の花。一生懸命に咲いていました。

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夕暮れの手賀沼のひまわり。夏生まれとしては、ひまわりをみると心が騒ぎます。

 

夏の和菓子に、夏の景色。

いま、この時を感じながら、

アンテナをはりめぐらせて、

日々を過ごしたいです。

 

追伸

蓮の実ごはんも、おいしいですよね!

 

和菓子教室   おけや

エネルギーチャージ

先日、和菓子と歴史のワークショップの帰りに、千葉市美術館で開催されている魯山人展にいってきました。

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展示をみて知ったのですが、

魯山人は、尾形乾山に、

影響を受けているとのこと。

私は、尾形光琳、乾山兄弟が大好きなので、

心の中が踊るようでした。

素晴らしい魯山人の作品の中で、

何点か乾山の作品もあり、、、

今では、到底だせないような鮮やかな色の器も。

また、最後のお部屋の魯山人の縁の書家の書は、

ただならぬエネルギーを発し、

何かを語りかけてくるような作品でした 。

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この魯山人展では、時代をこえて、美しい器を通し、

作者の魂みたいなもの、沢山のエネルギーとパッションをビンビン受け取りました。

もはや、器ではなく、心をみているような感覚に陥りました。

仁清、乾山の器に触発された、魯山人の器、、

この触発のリレーは、見に来る方それぞれに繋がっていくのだなぁと実感しました。

 

また、この千葉市美術館では、たまたまかもしれませんが、観覧者が少なく、ひとつひとつを、じっくり見ることができました。

ご興味のある方には、本当におススメです。

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かわって、夏休みの娘たちのおやつ。

豆かんの黒みつのため、沢山仕入れた八重山の黒糖で。

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●がんづき

黒糖のコクがきいた素朴なほっこりする蒸しものです。

気取らないお三時にぴったりです。

 

和菓子教室    おけや

夏といえば、、、

夏といえば、、、

やはり、かき氷!!!

ということで、虎屋赤坂店へ次女と。

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●宇治みぞれ  白玉付き

抹茶の渋く深い味わいに、上品な白小豆のつぶあん、プルプルピカピカの白玉。

天に召されそうな美味しさでした。

どこをとっても美味しい幸せのお味でした。

 

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赤福 の かき氷 

ただ、次女の中では、去年、お伊勢参りしたときの、外宮 門前の赤福のかき氷を超えるものがないそうです。

軟水のふわふわの柔らかい氷に、かき氷用に作られた赤福が中に入り、食べたらすっと消える最高のかき氷。お昼にたべ、参拝をすませ、閉店間際に二杯目を食べにいった程です。お水も大事な材料のひとつで、神々しさも、味に含まれていたのでしょう。

 

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さて、虎屋赤坂店の地下のギャラリーでは、虎屋の創業から今日までのストーリーを、絵巻でつづり、とても、わかりやすく、楽しくみることができました。

貴重な白小豆は、群馬にて栽培されていることまで、絵巻となっていました。

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●お土産の生菓子    

葛製「島糖菓」、粟製「撫子」、道明寺製「巻水」

夫、長女へお土産の生菓子。

前回は、葛に餡をまぜる水羊羹製を、いただきました。

今度は、新引粉を加えた粟製、葛に黒糖を加えた葛製と、出来立てが一番の葛でこんなに様々な表現ができるなんて流石ですよね。じっくり味わいたいと思います。

 

売り場の一角に興味深いものを見つけました。

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徳川慶喜の注文したお菓子「出汐」だそうです。

 

また、お手洗いにいく途中には、絵図帳が。

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「春の夢」は、白と焼印の茶だけで、麗らかな春を表現しているとても、好きな薯蕷饅頭なので、少し、興奮しました。

今日も、刺激を沢山頂いた虎屋赤坂店でした。

ありがとうございました。

 

菓寮の待ち時間に行った豊川稲荷

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ありがたい、いいお言葉です。

お後がよろしいようで。

 

和菓子教室  おけや

夏祭り

夏祭りの季節となりました。

娘たちが小さい頃、お祭りの金魚すくいで、すくった金魚を育てましたが、娘たちの成長を見守るかのように随分と長生きしてくれました。

そんな思い出とともに、錦玉を作りました。

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錦玉「金魚すくい

 

夏祭りの思い出といえば、、、

町会の夏祭りで、焼きそばを担当したことがありました。鉄板の熱、人の熱気で、人生において、一番汗をかいたように思います。(笑)

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●「稚児の袖」

幼な子が、お祭りに行く浴衣の袖をイメージして。

浴衣、金魚すくい、かきごおり、

やきそば(笑)、、、

たのしい夏祭りの時期ですね。

 

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●「土用餅  白餡」

今日は、土用の入りです。

土用の入りの日に、土用餅を食べることで、暑気や厄を払い無病息災で過ごせるといわれています。

本来、小豆が邪気を払うといわれていますが、今日は、上品に白あんで。

暑気払いの和菓子は、沢山ありますが、それ程、昔は、無病息災で、夏を越すということは、大変なことだったのでしょう。

今、こうして健康に過ごせることに感謝し、

土用餅をいただきます。

 

和菓子教室    おけや

文月のお稽古〜雨〜

恒例の?雨の中、文月のお稽古がはじまりました。

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豆かん

夏越の祓えのみそぎの天草をつかった豆かん

それぞれにカットし、盛り付けました。

皆さん、心太の歯ごたえ、手作りの黒蜜のこく、塩えんどう豆の塩気のバランスを楽しんでいただけたようです。手間をかけた分の幸せが届いていたら、嬉しく思います。

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●練切「もらい水、うちわ」

練切の最後の仕上げは、自分のアイデアで。

この遊びのような時が、和菓子作りの楽しいところです。各々にすてきな自分だけの練切となりました。

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今日は、童謡を子供達に伝えている生徒さんに、教えてもらい、皆で、「蛍」の童謡を歌いました。

蛍、、、久しぶりに歌いました。

童謡にも季節があるのだなぁとしみじみ。

ステキな時を、ありがとうございました。

その後は、お茶や、和菓子のお話で盛り上がりました。皆さん、和菓子&お茶愛に溢れ、とても、楽しい時間となりました。

ご参加の皆様、初めましての方も多い中、

よい雰囲気で、楽しい時を過ごせたことに、

心より感謝します。ありがとうございました。

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妹から、教室用にと、湯呑みが送られてきました。真ん中の湯呑みは、明治のもので、この藍色は、もう作られてないそうです。

手前は、深川製磁製。昭和天皇が愛した柄だそうです。蓋を開けた時の喜びがある時に使いたいと、思っています。

今日は、後ろの二種類の湯呑みをお出ししました。

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お片づけの時に、目に入った番茶。

無農薬で、手で摘み、枝付きの茶葉を産地によっては、釜炒りしたり、、、

丹波、愛媛、熊本、出雲、、、まだ他にも沢山の番茶がハックルベリーブックスさんにならんでいました。

私は、愛媛の高山に自生した手摘みの生命力あふれた番茶と、熊本の釜炒り茶を買いました。飲むのが、楽しみです。

このお茶を販売している番茶の先生のお茶を楽しむ会が、10月10日にハックルベリーブックスさんであるそうです。ご報告まで。

 

本日も、会場を提供してくださったハックルベリーブックスさん、ありがとうございました。

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9月17日の長月のお稽古は、本日までで、

7名様のご予約をいただきました。

ありがとうございました。

あと1名様までは、受付させていただきます。

よろしくお願いします。

 

10月21日の神無月のお稽古は、まだ、

内容など決まっておりませんが、

今のところ、4名様のご予約を承っております。

後日、詳細など、ブログに掲載させていただきます。料金改定の月になりますので、ご検討の上、よろしくお願いいたします。

 

また、今年の11月は、ささやかながら、和菓子教室  おけやの一周年です。

小さな和菓子教室ですが、11月25日に、感謝をこめて、皆様に還元できるような楽しい事を考えております。午前8名、午後8名で、予定しております。

また、近くなりましたら、お知らせします。

 

8月は、お休みさせていただきます。

和菓子におけるインプットを沢山して、

9月からの教室に生きるような時間にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

和菓子教室   おけや

★長月のお稽古のお知らせ★

★満席となりましたので、申し込みを締め切りとさせていただきます。ありがとうございました。

 

長月のお稽古の頃は、秋の気配が漂い出し、

月が最も美しいとされる頃です。

和菓子にもよく表現される菊、彼岸花、萩など秋の花も、美しく咲くころでしょうか。

そんな秋めいてくる季節に、手作りのあんを使って、和菓子を、作りませんか?

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  きんとん製「栗拾い」

早熟の栗を練切でイメージして。

栗のイガの内側は、白いので、白あんを使いました。黒文字で切った時のグラデーションをお楽しみください。

 

   練切「光琳菊」

重陽節句もある9月。

尾形光琳デザインの菊を模して、光琳菊を作ります。

 

  栗蒸しようかん

自家製の餡を使って、1時間近く蒸して、栗ようかんを作ります。自家製ならではの甘さ控えめで、ごろごろっと栗が入っている手作りのもっちりした栗蒸しようかんをお楽しみ下さい。

 

〈日時〉9月17日(火曜日) 13:00~15:30

                  ※延長する場合もございます。

〈場所〉児童書籍専門店 ハックルベリーブックス二階    千葉県柏市柏3-8-3

〈内容〉「栗拾い」練切きんとん製

              「光琳菊」練切

               「栗蒸しようかん」

 ※和菓子は、計四個作り、二個試食し、二個お持ち帰りとなります。

〈持ち物〉・エプロン ・お手ふき ・筆記用具  

・お持ち帰り和菓子をいれるバッグ

〈料金〉3000円(税込)

〈定員〉8名    満席となりました。お申し込みをありがとうございました。

〈お申込み方法〉ご参加いただける場合は、下記のメールにお申込み下さい。1〜2日中には、必ず、返信メールを送らせていただきます。

wagashiokeya@gmail.com

ガラケーから上記メールアドレスに、送信できないことがございます。ガラケーの方、パソコンからの方、及び上記メールアドレスに送信しても、返信がない場合は、お手数ですが、下記アドレスに送信願います。

wagashiokeya@yahoo.co.jp

〈お申込み内容〉

①お名前  ②当日連絡のとれる電話番号③メールアドレス④ご住所

 件名は、「長月のお稽古申込み」で、お願い致します。

*ご不明な点等ございましたら、上記のメールアドレスまで、遠慮なくご質問下さい。

 

当日は、五感をはたらかせ、心をこめ、

楽しく和菓子を作っていきましょう。

ご参加、心よりお待ちしております。

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次回は、10月21日(月曜日)神無月のお稽古となります。後日、詳細など、ブログに掲載させていただきます。料金改定の月になりますので、ご検討の上、よろしくお願いいたします。

 

また、今年の11月は、和菓子教室  おけやの一周年です。ささやかながら、11月25日に、感謝をこめて、皆様に還元できるような楽しい事を考えております。午前8名、午後8名で、予定しております。

また、近くなりましたら、お知らせします。

よろしくお願い致します。

 

和菓子教室    おけや

10月より料金改定のお願いです。

和菓子教室  おけや  を平素よりお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

おかげさまで、今年の11月には、無事に1周年を迎えることとなります。

これも、和菓子教室  おけやに足を運んでくださった皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。

今まで、教室では、より多くの方にご参加いただけるような料金で、皆様にお試しいただきました。

そんな中、昨年の北海道の災害により、小豆をはじめとするいんげん豆などの在庫不足から原材料価格が上昇し、また、あわせて、10月より消費税増税も施行され、現状の内容を変えずに続けることが、なかなか、難しい状況となります。

大変悩みましたが、悩んだ末に、10月より下記の通り、料金の改定を実施させていただきたく存じます。

<変更内容>料金  3500円(税込)

和菓子は、今まで通り、月により二種類もしくは三種類を、計四個作ります。

(二種類の時は、実習を多く、三種類のときは、デモンストレーションを多くというスタイルになります。)

教室の内容としましては、今まで以上に、

こだわりの材料、手作りの餡を使って、心を込めて、季節の和菓子作りをしていきたいと思います。そして、産地直送のこだわりの美味しいお茶と共に召し上がっていただければと思います。


何卒ご理解をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

いつもありがとうございます。

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和菓子教室    おけや

富田