和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

文月のお稽古〜雨〜

恒例の?雨の中、文月のお稽古がはじまりました。

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豆かん

夏越の祓えのみそぎの天草をつかった豆かん

それぞれにカットし、盛り付けました。

皆さん、心太の歯ごたえ、手作りの黒蜜のこく、塩えんどう豆の塩気のバランスを楽しんでいただけたようです。手間をかけた分の幸せが届いていたら、嬉しく思います。

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●練切「もらい水、うちわ」

練切の最後の仕上げは、自分のアイデアで。

この遊びのような時が、和菓子作りの楽しいところです。各々にすてきな自分だけの練切となりました。

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今日は、童謡を子供達に伝えている生徒さんに、教えてもらい、皆で、「蛍」の童謡を歌いました。

蛍、、、久しぶりに歌いました。

童謡にも季節があるのだなぁとしみじみ。

ステキな時を、ありがとうございました。

その後は、お茶や、和菓子のお話で盛り上がりました。皆さん、和菓子&お茶愛に溢れ、とても、楽しい時間となりました。

ご参加の皆様、初めましての方も多い中、

よい雰囲気で、楽しい時を過ごせたことに、

心より感謝します。ありがとうございました。

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妹から、教室用にと、湯呑みが送られてきました。真ん中の湯呑みは、明治のもので、この藍色は、もう作られてないそうです。

手前は、深川製磁製。昭和天皇が愛した柄だそうです。蓋を開けた時の喜びがある時に使いたいと、思っています。

今日は、後ろの二種類の湯呑みをお出ししました。

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お片づけの時に、目に入った番茶。

無農薬で、手で摘み、枝付きの茶葉を産地によっては、釜炒りしたり、、、

丹波、愛媛、熊本、出雲、、、まだ他にも沢山の番茶がハックルベリーブックスさんにならんでいました。

私は、愛媛の高山に自生した手摘みの生命力あふれた番茶と、熊本の釜炒り茶を買いました。飲むのが、楽しみです。

このお茶を販売している番茶の先生のお茶を楽しむ会が、10月10日にハックルベリーブックスさんであるそうです。ご報告まで。

 

本日も、会場を提供してくださったハックルベリーブックスさん、ありがとうございました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

9月17日の長月のお稽古は、本日までで、

7名様のご予約をいただきました。

ありがとうございました。

あと1名様までは、受付させていただきます。

よろしくお願いします。

 

10月21日の神無月のお稽古は、まだ、

内容など決まっておりませんが、

今のところ、4名様のご予約を承っております。

後日、詳細など、ブログに掲載させていただきます。料金改定の月になりますので、ご検討の上、よろしくお願いいたします。

 

また、今年の11月は、ささやかながら、和菓子教室  おけやの一周年です。

小さな和菓子教室ですが、11月25日に、感謝をこめて、皆様に還元できるような楽しい事を考えております。午前8名、午後8名で、予定しております。

また、近くなりましたら、お知らせします。

 

8月は、お休みさせていただきます。

和菓子におけるインプットを沢山して、

9月からの教室に生きるような時間にしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

和菓子教室   おけや

★長月のお稽古のお知らせ★

★満席となりましたので、申し込みを締め切りとさせていただきます。ありがとうございました。

 

長月のお稽古の頃は、秋の気配が漂い出し、

月が最も美しいとされる頃です。

和菓子にもよく表現される菊、彼岸花、萩など秋の花も、美しく咲くころでしょうか。

そんな秋めいてくる季節に、手作りのあんを使って、和菓子を、作りませんか?

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  きんとん製「栗拾い」

早熟の栗を練切でイメージして。

栗のイガの内側は、白いので、白あんを使いました。黒文字で切った時のグラデーションをお楽しみください。

 

   練切「光琳菊」

重陽節句もある9月。

尾形光琳デザインの菊を模して、光琳菊を作ります。

 

  栗蒸しようかん

自家製の餡を使って、1時間近く蒸して、栗ようかんを作ります。自家製ならではの甘さ控えめで、ごろごろっと栗が入っている手作りのもっちりした栗蒸しようかんをお楽しみ下さい。

 

〈日時〉9月17日(火曜日) 13:00~15:30

                  ※延長する場合もございます。

〈場所〉児童書籍専門店 ハックルベリーブックス二階    千葉県柏市柏3-8-3

〈内容〉「栗拾い」練切きんとん製

              「光琳菊」練切

               「栗蒸しようかん」

 ※和菓子は、計四個作り、二個試食し、二個お持ち帰りとなります。

〈持ち物〉・エプロン ・お手ふき ・筆記用具  

・お持ち帰り和菓子をいれるバッグ

〈料金〉3000円(税込)

〈定員〉8名    満席となりました。お申し込みをありがとうございました。

〈お申込み方法〉ご参加いただける場合は、下記のメールにお申込み下さい。1〜2日中には、必ず、返信メールを送らせていただきます。

wagashiokeya@gmail.com

ガラケーから上記メールアドレスに、送信できないことがございます。ガラケーの方、パソコンからの方、及び上記メールアドレスに送信しても、返信がない場合は、お手数ですが、下記アドレスに送信願います。

wagashiokeya@yahoo.co.jp

〈お申込み内容〉

①お名前  ②当日連絡のとれる電話番号③メールアドレス④ご住所

 件名は、「長月のお稽古申込み」で、お願い致します。

*ご不明な点等ございましたら、上記のメールアドレスまで、遠慮なくご質問下さい。

 

当日は、五感をはたらかせ、心をこめ、

楽しく和菓子を作っていきましょう。

ご参加、心よりお待ちしております。

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次回は、10月21日(月曜日)神無月のお稽古となります。後日、詳細など、ブログに掲載させていただきます。料金改定の月になりますので、ご検討の上、よろしくお願いいたします。

 

また、今年の11月は、和菓子教室  おけやの一周年です。ささやかながら、11月25日に、感謝をこめて、皆様に還元できるような楽しい事を考えております。午前8名、午後8名で、予定しております。

また、近くなりましたら、お知らせします。

よろしくお願い致します。

 

和菓子教室    おけや

10月より料金改定のお願いです。

和菓子教室  おけや  を平素よりお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

おかげさまで、今年の11月には、無事に1周年を迎えることとなります。

これも、和菓子教室  おけやに足を運んでくださった皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。

今まで、教室では、より多くの方にご参加いただけるような料金で、皆様にお試しいただきました。

そんな中、昨年の北海道の災害により、小豆をはじめとするいんげん豆などの在庫不足から原材料価格が上昇し、また、あわせて、10月より消費税増税も施行され、現状の内容を変えずに続けることが、なかなか、難しい状況となります。

大変悩みましたが、悩んだ末に、10月より下記の通り、料金の改定を実施させていただきたく存じます。

<変更内容>料金  3500円(税込)

和菓子は、今まで通り、月により二種類もしくは三種類を、計四個作ります。

(二種類の時は、実習を多く、三種類のときは、デモンストレーションを多くというスタイルになります。)

教室の内容としましては、今まで以上に、

こだわりの材料、手作りの餡を使って、心を込めて、季節の和菓子作りをしていきたいと思います。そして、産地直送のこだわりの美味しいお茶と共に召し上がっていただければと思います。


何卒ご理解をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

いつもありがとうございます。

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和菓子教室    おけや

富田

蓮はじめて開く

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季節の時候では、

蓮の花が開き始める時期だそうです。

 

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去年の夏、福島旅行のつもりが、

欲張って足をのばし、

訪れた山形の上杉神社

まさかの蓮の花のお出迎え。

満開の蓮にいらっしゃい!と、

いわれているようでした。

とても、美しい極楽のような景色でした。

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蓮の花のその先は、ありがたいお言葉でした。

 

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●栗蒸しようかん

季節を随分と先取りし、

栗蒸しようかんを試作。

長月のお稽古のひとつとなります。

栗がゴロゴロはいり、自家製の餡の優しさも

相まって、至福の味です。

みなさま、おたのしみに。

近日中に長月のお稽古のお知らせをアップします。

よろしくお願いいたします。

 

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●みそぎの天草

来週のお稽古にむけて、試作のため、天草をふやかしてます。

夏越の祓いの天草。

何だかとても、美しいです、、、。

福が舞い込みそうな下半期です。

お楽しみに。

 

和菓子教室   おけや

虎屋の水羊羹製

先日、夫と娘がお出かけしたので、

お土産には、虎屋の生菓子を品目指定で、

お願いしました。

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虎屋の生菓子

娘が素敵なポストカードをもらってきてくれました。

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●葛製  水仙夏の霜、水羊羹製  青梨、きんとん製  波

先月の、和菓子と歴史のワークショップにて、虎屋文庫顧問の先生が、出してくださった和菓子が、虎屋の水羊羹製   紅抓羊羹でした。

 

ん???

水羊羹製???

初めて聞く製法。

食べて、、、

すぐ、好きになりました!

葛に白あんをまぜてつくっていて、

葛焼きのようで、葛焼きでもない、

ちょうど、寒天の水羊羹と葛製の中間のような

絶妙な食感!

そして、中には、きめ細かい白小豆あん。

葛製だと、

外皮とあんとの食感の境界線がはっきりしていますが、

この水羊羹製は、

葛のプリッとした感じに、

しっとりしたあんが加わっているので、

外皮とあんが、あいまいな境界線で、

それが、たまらなく、好みでした。

 

また、食べたい!!!と、思ってしまう水羊羹製。

今月は、切ってもちゃんと中も梨の

青梨となって登場しました。

15日までの販売のようです。

これを逃すと来年まで食べれないとおもうと、

もう一回くらいは、食べたいなぁ。

ご興味のある方は、是非虎屋へ!

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七月の見本表

 

和菓子教室   おけや

五色の、、、

今日は七夕ですね!

五色の短冊ならぬ、、、

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●上南羹「五色の小槌」

 

白、青、黄、赤、黒(紫)は、

五常の精神、仁、義、礼、智、信を表したものだそうです。

短冊の色に意味があるとは、

七夕は、雅やかなしきたりなのですね。

 

 

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知覧茶

和菓子教室  おけや  では、鹿児島の知覧茶をよく使います。

本当に甘くて優しい、緑がとてもきれいな、

大好きなお茶です。

その産地に、今回大きな災害がありました。

去年は、小豆の産地の北海道でも、大きな災害があり、小豆、いんげん豆の生産量が減ったとききます。

 

教室を通して、細い糸で繋がっている

災害にあわれた地域が、一日も早く、復興しますよう、心より祈り、願います。

 

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求肥「赤い糸〜結ぶ〜」

 

今晩は、少しでも美しい星空が、

見れるといいですね!

 

和菓子教室   おけや

雨上がりの空

自家製青梅シロップができたので、

早速、和菓子を作りました。

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●梅蜜羹「希望」

 

一日、しとしと雨の日の夕方。

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●錦玉「しとしと雨」

 

雨がやんだので、犬と散歩へ。

すると、、、

灰色の空が、急に夕陽で照らされました。

その光景に胸を鷲掴みされ、

犬とともに、

しばし、立ち止まって、その美しさに感動しました。

 

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まさに、グッとくる瞬間でした。

何だか、希望を感じました。

 

和菓子教室    おけや