和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

★6月15日新潟でのワークショップのお知らせ★

【和菓子を創ろう《初夏》涼しさをおともに〜】

初夏の日差しの中、雲ひとつない青空と、

さわさわと涼しげに揺れる若葉。

とても爽やかで心地よい季節になりました。

この時期にぴったりの和菓子を、

新潟県三条市の国登録有形文化財丸井今井邸」にて、

手作りしませんか?

 

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⚫︎薯蕷練切「夏木立」

青葉の季節を切り取って、ほくっとした大和芋でつないだ練り切りとなります。

前回の求肥でつないだ練り切りとの違いを感じていただけたらと思います。

 

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⚫︎わらび餅

贅沢に本わらび粉を使って、ぷるぷるの食感を楽しんでいただきたいです。


日時/6月15日(土)    13:00~15:00

参加費/ 2,000円 ※先着20人

お席が残り1名様となりました。

会場/国登録文化財丸井今井邸」

http://www.ginzado.ne.jp/~imai/

持ち物/ エプロン、おてふき

申 込 /
ス テ ー ジ え ん が わ( 0 7 0 - 2 8 2 7 - 8 8 8 3 )

 

また、当日は、一年に一回、この時だけの味わいの新茶をお出しします。お楽しみに。

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●八十八夜摘みの新茶

この日に摘み取られるお茶は、不老長寿の縁起物だそうです。新茶の喜びを皆さんで、分かち合いましょう。

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和菓子の日の前日、

風薫る季節を感じて、

五感をフルに使い、

楽しく和菓子づくりをしましょう。

丸井今井邸の素敵な雰囲気の中、

とても、贅沢な時間となりそうです。

 

ご参加心よりお待ちしております。

 

《お申込み&お問い合わせ》

三条市ステージえんがわ

TEL   07028278883

 

和菓子教室   おけや

旅の目的

昨日は、部活に忙しい娘たちを、残念ながらおいて、夫と、日帰り旅に行ってきました。

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行き先は、京都。

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晴天で、新幹線からのぞく富士山は、

とても綺麗で、幸先良いスタート。

旅の目的①

松葉のにしんそばをたべる。

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にしんが柔らかく、美味しかったのですが、

それ以上に、出汁が、本当に美味しかった!!!軟水で丁寧にひいた出汁は、ここでしか食べれないと実感。

おつゆは、全部飲み干しました。

旅の目的②

鞍馬寺にいく。

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険しい山登りもあり、いつか、いつか、と、後回しにしていた鞍馬寺。思い切って、新緑のこの時期に挑戦しました。

まさに、風薫る季節、藤の花もちらほら咲いて、大地のパワーとともに、いい気をいただきました。

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おみくじは、大吉。ありがたいです。

山登りを終えたら、そこには、貴船神社がありました。

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旅の目的③

和菓子資料館にいく

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俵屋吉富の和菓子資料館。

とても、こじんまりとした資料館でしたが、昔の木型や絵図帳などもあり興味深く見学しました。

旅の目的④

娘たちに沢山のお土産を。

現地でしか買えない和菓子を買う。

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和菓子、、、沢山かいました。

笹屋伊織の抹茶水羊羹、亀屋良長の上生菓子、 

俵屋吉富のお干菓子、上賀茂のやきもち、

洛匠の草わらびもち、俵屋吉富の緑茶錦玉。

特に上賀茂のやきもちは、餡も丁寧にたいてあり、焼き目も香ばしく、素朴ですが、シンプルだからこそ、美味しさがきわだっていました。

 

いろいろたべてみると、京都の和菓子は、

シンプルさという点で、共通しているように思います。その裏には、丁寧に炊いたあんの美味しさや積み重ねた職人の技術があるのだと思います。また、シンプルだからこそ、食べ手の想像の余地が残されているところが、遊びがあって、私はすきです。

包装も、季節感あるものや、店名のモチーフなど、また、素敵です。

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洛匠の草わらびもちを試食。やわらかく、きな粉たっぷり。使用している抹茶は、丸久小山園のものだそう。抹茶の余韻が残ります。

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俵屋吉富のお干菓子。

藤、青楓、菖蒲。こいのぼり。

今の季節にぴったりの彩りです。美しいです。

この色の使い方を、しっかり、目に焼き付けました。

 

娘たちは、包装を丁寧にはがし、

あれやこれやいいながらも、美味しく食べていました。

 

今回の旅での初体験。

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鯉の洗い、、、をおそるおそるたべました。

貴船神社ちかくの綺麗なお水で洗った鯉。

臭みひとつなく美味しかったです。

軟水おそるべし。

 

あっという間にすぎてしまった京都の時間。

旅の目的は、全てクリアしました。

また、京都に行きたいです。

次回は、和菓子食い倒れをしてみたいです。

バケツ一杯出汁がのみたいです。

軟水のかき氷も。

旅の目的が、、、つきません。

(ほぼ、食べること、、、。)

 

和菓子教室   おけや

縁起

今日から、令和がはじまりましたね。

令和は、万葉集の序文から由来するとのこと、

〝梅はきょうぜんの粉をひらき〟の一文から、

梅のお干菓子をつくりました。

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●お干菓子「福梅」

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昭和時代の木型を使って。

きっと、数々のお祝いの時に思いを込めて

使われたであろう梅の型が、

今日にぴったりだなぁと思い、使いました。

 

かわって、先日、亡き父の一周忌があり、ご住職の説法に、縁起のお話がありました。

縁起というと、縁起がいい、悪いなどで、

使われる縁起を連想しますが、、、

仏教では、すべての存在は、因縁によって在り得ている  という意味でとらえるそうです。

今の自分があるのは、全て縁のおかげで、仏縁を含めて、縁を大事に、感謝して、いきなさいという、ありがたいお話をいただきました。

 

今までの縁は、もちろんですが、

教室をはじめてから、支えてくださる方々、

また、生徒さんとの出会いがありましたが、

このご縁に、改めて、感謝して、

新しい時代をスタートしたいと思います。

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新潟の朝散歩の光景。

小鳥のさえずりがBGMでした🎶

 

和菓子教室  おけや

★水無月のお稽古のお知らせ★

水無月のお稽古が満席となりましたので、申し込みを締め切らせていただきます。

お申し込みありがとうございました。

なお、空席待ちをご希望の方は、申し込み方法と同様にお願い致します。すぐにお席のご用意ができず、申し訳ありません。

題名は、「水無月のお稽古空席待ち」と記入願います。よろしくお願いいたします。

 

初夏の日差しの中、さわさわと涼しげに揺れる若葉が、とても爽やかで心地よい季節となりました。 

更に、季節はすすんで6月は、梅雨の雨に優しく打たれて、草木が生い茂る季節でしょうか?

この時季を感じながら、楽しく和菓子を作りませんか?

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●練切きんとん製「紫陽花」

紫、青、白の三色の練切で、きんとんをつくります。色の濃淡で、表情もガラリと変わります。寒天を雨露にみたてて、梅雨に美しく咲く紫陽花を表現しましょう。

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●錦玉「天の川」

一年に一度の逢瀬に想いを馳せて。

透明に透き通る錦玉は、この季節ならではの涼しげで美しい和菓子です。よく冷やして、プルっとした食感を味わいましょう。

〈日時〉6月10日(月曜日) 13:00~15:30

                  ※延長する場合もございます。

〈場所〉児童書籍専門店 ハックルベリーブックス二階    千葉県柏市柏3-8-3

〈内容〉「紫陽花」練切きんとん製

               「天の川」錦玉

 ※和菓子は、二個お持ち帰りとなります。

〈持ち物〉・エプロン ・お手ふき ・筆記用具  

・お持ち帰り和菓子をいれる保冷バッグ・保冷剤

〈料金〉3000円(税込)

〈定員〉6名  ※満席となりました。

〈お申込み方法〉ご参加いただける場合は、下記のメールにお申込み下さい。1〜2日中には、必ず、返信メールを送ります。

wagashiokeya@gmail.com

ガラケーから上記メールアドレスに、送信できないことがございます。ガラケーの方、パソコンからの方、及び上記メールアドレスに送信しても、返信がない場合は、お手数ですが、下記アドレスに送信願います。

wagashiokeya@yahoo.co.jp

〈お申込み内容〉

①お名前  ②当日連絡のとれる電話番号③メールアドレス④ご住所

 件名は、「水無月のお稽古申込み」で、お願い致します。

*ご不明な点等ございましたら、上記のメールアドレスまで、遠慮なくご質問下さい。

 

当日は、梅雨の季節を味わいながら、

五感をはたらかせ、心をこめ、

楽しく和菓子を作っていきましょう。

ご参加、心よりお待ちしております。

 

和菓子教室   おけや

新茶

5月2日は、八十八夜ですね!

ついに、昨日、我が家にも、今年初の新茶が、届きました。

一番乗りは、佐賀の嬉野茶。

販売の方は、佐賀のお殿様が、嬉野茶をのんで、

「美味しくて、嬉しいのう。」といったから、

嬉野茶という名前がついたと、、、言っていました。

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●薯蕷練切「夏木立」  嬉野新茶!

優しく生命力に溢れる新茶。

今年初だったので、東を向いて笑っていただきました。嬉しいのうの、お味でした。

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和菓子教室おけやの皐月のお稽古では、

今の時期しか、味わえない新茶の喜びを、

ぜひ、皆さんと味わいたいと思います。

おたのしみに。

 

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近所の公園のイロハモミジを下から、犬とのぞくのが、この時期の楽しみです。

この景色の印象を、和菓子にしました。

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●薯蕷練切「夏木立」

 

6月15日の新潟県三条市のワークショップで、作ります。詳細は、しばし、お待ちを。

 

新茶に、新緑、この時期の緑は、

生命力に溢れていて、

パワーを沢山もらいます。

感謝感謝です。

 

和菓子教室  おけや

パワーチャージ

和菓子でもよく使われる千鳥や光琳菊は、

尾形光琳のデザインです。

しゃれていますよね。

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●ういろう「ゆく鳥」  ※茶は、千鳥

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●手前左   酒饅頭「千鳥」(手前右  かるかん、奥  ごまかるかん)

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●練切「光琳菊」

 

今日は、青山の根津美術館に、尾形光琳の杜若の屏風を見に行ってきました。

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ここ数年、毎年この時期に鑑賞しにいきます。

いい時も悪い時も、いつも、

変わらずパワーをもらいました。

金屏風の上に杜若の鮮やかな青色、葉の緑。

実物でなければ、感じられない人の足をとめるようなエネルギーが、漲っています。

今回は、たまたま、夕方だったので、すっと人がひいて、5人くらいしかいない空間で、杜若の屏風を堪能し、とても、贅沢な時間となりました。

その後は、お庭に。

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杜若は、ほとんど咲いていませんでした。

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去年は、このような感じです。

 

年に一回の大好きな尾形光琳の屏風に、パワーをもらい、また、和菓子づくりを頑張ろうと思いました。

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帰り道、たのしみにしていた桃林堂の上生菓子は、全て売り切れ。澄んだ味の水羊羹は、五月以降の発売だそうです。

切り替えて、ピエールエルメのマカロンを買いました。左奥の薔薇の花びらの上の水滴が憎いです。色が美しくて、ワクワクしました。

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今日は、感性を刺激して、パワーチャージをした1日でした。

 

和菓子教室  おけや

抹茶のお勉強

私は、煎茶道を嗜んでいる妹の影響で、

主に、お茶といえば、煎茶。

抹茶とは、ご縁がなかなかないのですが、、、

今日は、抹茶のお勉強に、

一保堂さんに行ってきました。

お茶の前に、京都から持参された和菓子が!

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●塩芳軒   「春の野」

よもぎ入りの柔らかい羽二重もちに、

その柔らかさに合わせて炊いた柔らかいつぶあん

氷餅でまとって、かわいい蝶の焼印が押してありました。

赤ちゃんのほっぺのようにやわらかく、ふわっとよもぎの香りがして、本当に春の野を連想するお味でした。

その後、お抹茶のテイスティング

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濃厚なタイプと、さっぱりタイプの試飲。

色、香り、味が、異なる二種でしたが、

爽やかさは、共通していたように思います。

濃厚なタイプは、ここ一番のとき、

さっぱりタイプは、日常のお茶や、シャーベット、抹茶ラテなど、

そのお茶の性質により、使い分けするということも、勧めていただきました。

そして、最後に、たて方を教えていただきました。

居残りで、感覚を掴むまで、じっくり、丁寧に、教えていただきました。

余った抹茶は、お持ち帰りカップに入れてくださいました。かわいいです。

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お茶を楽しませるために、様々な角度から、

おしみなく教えて下さり、全ての行動に、心や気持ちを感じました。

一保堂のスタッフさんには、心より感謝です。

 

 

しばらく、自宅にて、お抹茶の鍛錬を重ね、

教室の方でもお出ししたいと思います。

大人数のお抹茶をたてて、デミタスカップなどでカジュアルにお出しする提案もありましたので、かわいいカップでお出ししたいと思います。

 

また、そろそろ、我が家には、予約していた新茶が届く頃となりました。

皐月のお稽古で、お出ししたいと思います。

おたのしみに。

 

和菓子教室  おけや