しとしと雨の日が、続きますね。
●みぞれ羹「水の面〜はす、山椒、鬼百合」
しとしと雨の粒が降り注ぐ水面。
雨の日は、少し憂鬱になりますが、、
こんな風に、
水溜りの水面に落ちた花びらや木の実をみつけると、
小さな宝探しみたいで、
心が晴れる気がします。
昔、母がこの季節になると、庭に咲いている鬼百合をバサッといけていました。
生け花の先生なのに、大胆にいけるなぁと思いましたが、鬼百合は、有るようにバサッとがいいと、今になって納得。
鬼百合は、母を思い出すお花のひとつです。
先日のお散歩で。
野良猫ちゃんと、睨み合いの愛犬。
野生で自立して生きている野良猫ちゃんの
キリッとした目。ノーブルな佇まい。
無言で、「去りな」って言っているみたいで、
愛犬後退り。
凛々しい目が、いつまでも、印象に残りました。
●お干菓子「凛々」
ゆりは、英語でLily。
鬼百合と、野生の猫ちゃんの凛々しい目。
何だか同じものを感じました。
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吉野羹で、七夕のお菓子を。
●吉野羹、みぞれ羹「かささぎの橋」
かささぎの橋を渡って、
一年に一回の逢瀬をイメージして
ぷるんと弾力のある吉野羹。上品です。
いつかの夏の夜空。
そよぐ風も優しくて、爽やかでした。
低空の天の川に見えるのは、私だけでしょうか?
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先日出かけた帰り道、デパートに少し寄りました。
鶴屋八幡の季節の上生菓子を。
●山百合
嬉しいことに、、
大好きなねじ花のお菓子に出会えました!
●ねじ花
ねじ花を和菓子にするなんて、、
洒落てますよね。
可愛らしくも、儚げな小さきものに、気づける感性。
私も、そうありたいです。
勉強になりました。
それと、山田屋の人形焼!!
以前、錦糸町でピアノリサイタルをする友人に、
通りががりで絶対美味しいオーラを放っていた
山田屋の人形焼を差し入れしました。
いつか、私も食べたいと思っていたら、、
催事できていました!!食運ありです。
蜂蜜を感じる生地は、ふわふわで軽やか。
美味しいこし餡。
幸せの味でした。
幸福、口福なひとときでした。
よきアウトプットに変えたいと思います。
和菓子教室 おけや
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