二月四日。立春大吉。
和菓子教室 おけやの通年レッスン始まりの日。
準備をしていると見本の和菓子に
神々しい光が✨幸福な気持ちに。
ハックルベリーブックスさんから見上げる空は晴天。
以前見た映画のタイトルで、
この年にして初めて知った言葉。
「幽けき」。
意味は、今にも消えてしまいそうなほど、
薄い、淡い、あるいは仄かな様子とのこと。
うるち米からつくる春菊の草餅の色が、
なんとも言えぬ春を告げるような美しい色で、
「幽けき」という言葉がぴったり。
春菊に春🌸もはいっているし、
今回は春菊の草餅を作ることにしました。
きな粉も「幽けき」ように、かけました。
ちなみに、草餅=蓬が、やはり、王道なので、
蓬バージョンは、上新粉から私が作ったものを
お配りし、2種の草餅の食べ比べを。
目が覚めるような緑で春を感じていただきました。
そして、今回は、粒あん、こしあん二種を、
小豆からことこと炊きました。
生徒さんで、お祖母様が炊く白小豆のお汁粉が、
大好きで、とても美味しいと。
作り方は、ストーブでことこと煮ていたとのこと。
恩師金塚晴子先生も、あんこと子育ては、
適度に放っておくのがいいのよと、
ことことと煮て時間が美味しくしてくれると
おっしゃっていました。
何か、相通ずるものを感じました😊
出来立てのアツアツあんこは、
鍋から直接ワンスプーン🥄ですくって
みんなでいただきました。
これが何とも美味しいのです😊
お餅を網で焼くのを生徒さんに手伝ってもらい、
お汁粉もお出ししました。
お供は、妹から送ってもらった新潟朝市の、
おばあちゃんがつけた沢庵。新潟弁で「こうこ」✨。
こうこ✨これがまたいいのです!
こちらも盛り付けを生徒さんにお手伝いしていただきました!感謝。究極の甘辛どす。
今回は、第一回目のお稽古で、
初めましてのみなさんでしたが、
同じ鍋のあんをみんなですくって、、
沢庵をポリポリ食べながらお汁粉をいただいて、
何だか、まぁるいひとつの和に。
和気藹々の雰囲気の中、お稽古することができました。
この一年、どうぞよろしくお願い致します。
ご参加の皆様、心からありがとうございました。
お次のレッスンは、8日(水)となります。
よろしくお願いいたします。
今宵は、、満月ですね!
こちらもまぁるい和🌝
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※三月のワンデイレッスンは、会場の都合上、開催の予定はありません。大変申し訳ありません。
※四月のワンデイレッスンは、27日(木)となります。詳細は、後日ブログに掲載します。よろしくお願いいたします。
会場の都合上、ワンデイレッスンが、なかなかコンスタントに開催できず、心からお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
和菓子教室 おけや
★インスタはこちら★→@wagashi_okeya
★★★今後の教室の予定★★★