晩冬の季語に「葛晒す」とあります。
ちょうど、味噌の仕込みの頃でしょうか。
一年で一番お水が冷たい時期に、寒晒しされる葛。
大切にいただきたいですね。
さて、冷蔵庫が、故障した今朝、
宅急便が、届きました。
送り主は、娘達が、幼稚園から小学校六年まで、お世話になった、手作り絵本教室の小林先生からでした。
あけてみると、
かわいい風呂敷包みが!
さらにあけてみると、、
本家本元、奈良の極上吉野葛!
気持ちは、地獄から天国です。
一気にテンションが上がりました。
手作り絵本を通して、
娘達の感性、心を育てて下さった先生。
私にとっても人生の師です。
長女が絵本教室をやめるときは、
先生から、長女への絵本を贈っていただきました。
心がこもっていて、じんとしながら読みました。
今でも、大切な宝物です。
そういえば、
次女は、「大きくなったら」
という和菓子屋さんへの夢を描いた本を、
作っていたなぁ。
大切なものを沢山育んでくださった先生。
今もなお、育んでいただいているようで、
あたたかい気持ちになります。
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入り口に上村松園の言葉があり、
とても、印象に残りました。
『その絵をみていると邪念のおこらない、
また、よこしまな心をもっている人でも、
その絵に感化されて邪念が清められる、、、
といった絵こそ私の願うところのものである。』
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全ての行動の根っこには、いつも人を想う気持ちがある
小林先生の活動に通づるものがあります。
本当に大尊敬です。
葛粉の和菓子、沢山沢山研究して、
とっておきの心をこめたものを、
先生の教室のおやつにおもちしたいと思います。
その時は、かわいい風呂敷に包んで。
先生の好きな玉露芽茶を持って。
冷蔵庫のもやもやは消え、
優しい気持ちになる朝でした。
感謝とともに。
和菓子教室 おけや
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★★★今後の教室の予定★★★
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皆様のご参加心よりお待ちしています。