花びら餅は、作るもので、
私は、あまり、買ったことがないです。
ただ、昨年末の和菓子と歴史のワークショップでの、
花びら餅の話の中で、虎屋の花びら餅は、
美味しいということ、期間限定販売ということをきき、
いてもたってもいられなくなりました。
●とらや「花びら餅」
新年に赤坂店で、ゲットできました。
餅米をしっかりつかった食べ応えのある皮に、
味噌餡はとても上品で、僅かに香る味噌、
ゴボウも歯固めを意識してか、
食べ応えのある存在感でした。
宮中の行事食であった花びら餅の説明つきです。なぜ?と思うところが、多い花びら餅。
こうゆうしおりをつけてくださるのは、ありがたいです。
なお、宮中では、このように開いて、召し上がっていたとか。
白いお餅が丸で陽、
邪気を払う小豆の汁を加えたお餅が菱形で陰、
固いものを食べ長寿を願うゴボウ。
ちゃんと意味のある宮中の行事食を、
包んだ形でいただけるのは、ありがたいですね。
赤坂店は、小正月15日までの販売だそうです。
生菓子は、お正月一色で、ねずみのお菓子が、
多くありました。
そんな中、私が釘付けになったお菓子。
●とらや 湿粉製「望みの春」
歌会始のお題「望」のお菓子。
まだまだ、来そうで、来ない春の喜びを感じられるこの麗かなお菓子です。
街は、茶や白で、溢れる中、このあざやかな色。
また、しっとりほろりの湿粉の間に緑の羊羹。
たべてもまた、美味しい。
「望みの春」そのものでした。
とらや赤坂店は、お正月の室礼に。
●入り口には、さりげなくお正月のお花。
●鏡餅。
●三重県伊勢の二見浦の日の出を模した神々しい羊羹「二見潟」だそうです。
新年「初とらや 」は、店内中にハレの日の空気がながれ、とても華やかな時間でした。
お向かい豊川稲荷のありがたい新年のお言葉。
鳳凰の絵入りです。
今月の初お稽古は、新潟でのワークショップです。
花びら餅を作ります。↓↓↓
野趣あふれるゴボウの香り、
麹たっぷり自家製味噌の甘じょっぱい味、
できたての柔らかい求肥と、、
手作りならではの幸せ感があります。
どうぞお楽しみに。
本年も宜しくお願いいたします。
和菓子教室 おけや
★インスタはこちら★→@wagashi_okeya
★★★今後の教室の予定★★★
※三月のハックルベリーブックスさんでのお稽古は、
3月16日月曜日となります。詳細決まり次第、ブログにて、告知させていただきます。よろしくお願いいたします。