昨日は、雨ではじまる朝でした。
教室の準備をあれやこれやしておりましたら、雨が上がり灰色に曇った空に一瞬、
お日様が照り、幻想的で、神々しい景色でした。
ということで、小春日和の中、一周年の感謝のお稽古が、はじまりました。
●花びらもち、松の雪
まずは、凰昌流煎茶道 教授 一水庵昌麗先生に、玉露のお手前をしていただきました。
江戸時代の商人の遊びだったといわれるお茶をいれるまでの、優雅な所作が、凛として、
いい意味での緊張感を作り出し、
とても豊かな時間を共有しました。
三口半でお口に広がる甘みと旨味の世界に皆さん、酔いしれました。
松葉のお皿に盛られた京都の鍵善良房さんのお干菓子「鶴と亀」「菊寿糖」をお供に。
お次は、皆さんで、きんとん「松の雪」を手作りしていただきました。
きんとんをあん玉につける時は、別の意味での緊張感(笑)。皆様、集中し、再び、凛とした空気が舞い戻りました(笑)。
冬でも枯れずにあの深い緑で、風雪にも耐え、凛とした松。雪にも負けないその姿を、皆さん、各々の素敵な表現で、表していました。
●生徒様の松の雪 風情がありますね。
緊張感のあとは、リラックス。空気がふわっと入った出来立てのきんとんをいただきました。
二煎目の玉露とともに。今度は、京都の柳桜園の玉露で。東西の玉露のお味の違いを三口半で堪能されていました。
お土産を予定していた花びら餅は、やはり、包み立てを召し上がっていただきたく、皆様に包んでいただきました。手の力加減で、紅のぼかしが、それぞれの色になり、美しかったです。
そして、皆さんが作っている間に、ほうじ茶を和紙で炒る香りが広がり、香ばしい香りにとても幸せな気分になりました。
●生徒様の花びら餅 ぼかしが美しい。
花びら餅は、ごぼうの香りと、あまじょっぱい味噌餡が好評でした。
そして、そして、ほうじたてのほうじ茶。
上品で、香り高い、この上なく至福のお味でした。
最後に、昌麗先生から、皆様に、お懐紙のプレゼントが。ちりめん、袋懐紙といろいろな種類がありましたが、特に印象的だったのが、平等院鳳凰堂と望月の柄のお懐紙でした。
そのお懐紙は、「望」という銘で、
何と、来年の歌会始のお題だそうです!!
先生の素敵な心遣いに感謝です。
この、先生、、、妹ですが、私にもこんな素敵な和菓子の扇子を贈ってくれました。
皆を楽しませることが大好きな妹なので、その気持ちが皆様に伝わっていましたら、嬉しく思います。
また、新潟教室でお世話になっておりますステージえんがわさんから、素敵なお花が届きました。華を添えていただき、ありがとうございました。
この一年、沢山の方に、お越しいただいたこと、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
これからも、真心を大切に、更に、楽しい時間を作り出せるように、
努力していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
追伸
ハックルベリーブックスには、アイドル、ふくろうのフゥちゃんにちなみ、いろんなところにふくろうが!!!
絵本探しとふくろう探しに、是非、遊びに行ってみてください。
和菓子教室 おけや
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皆様のご参加心よりお待ちしております。