昨日は、野田市の桜木神社にお参りにいってきました。
月末の夏越の祓いにむけ、茅の輪をくぐりました。
『水無月の夏越の祓いする人は、千歳の命のぶといふなり。』と、いいながら。
半年の穢れを祓いました。
一通り、お参りを済ませ、
社務所にむかうと、、、
とても、目を引くものが、、、。
な、なんと!!?
祈祷された天草があったのです!!!
桜木神社では、夏越の祓いに
天草とひとがたで身体を撫で罪穢れを移し祓うそうです。
また寒天を食し体調を整え夏を乗り切る体づくりをするそうです。
古来、宮中では、夏をのりきるため氷を食す習わしがありました。庶民は、氷を手に入れられなかったので、氷に模した水無月を食べていました。今もその風習が残っていて、和菓子屋さんでは、この時期、水無月は、よく見かける和菓子です。
桜木神社では、その水無月ではなく、
寒天を氷を模したものと考え、食すようです。
偶然にも、文月のお稽古では、天草から、豆かんをつくりますが、お参りのご利益で、
生徒さんと、残り半年の無病息災を祈って、
祈祷されたありがたい天草をいただけるなんて、
本当に嬉しく思います。
ご参加のみなさま、楽しみにしていて下さいね!
●みそぎの天草で作った 豆かん
昨日は、最高のご利益でした。
ありがとうございました。
帰り道、柏市の和菓子屋さん伊勢屋に寄り道。
●毎年楽しみにしている伊勢屋の麩饅頭
煎茶道を嗜んでいる妹が、
麩饅頭は、金沢の森八が美味しいと、
よく言っていました。
ある日、柏に遊びにきたときに、
妹は、自らの麩饅頭アンテナで、
伊勢屋の麩饅頭!みるからに美味しそうと、
言うや、いなや、即購入。
妹に勧められ食べると、
青のりの海の香り、夏にぴったりの強めの塩気の効き具合、麩饅頭のふんわりした厚み、鮮度、全て良し!!!
姉妹で感嘆の声をあげました。
それ以来、妹のオススメ麩饅頭は、森八と並んで、街の和菓子屋、柏の伊勢屋もあがるようになりました。
柏にお越しの際は、是非、召し上がってみてください。それと、キンキンに冷やすことも、美味しさのうちなので、お忘れなく。
やっぱり、夏の和菓子は、最高です!!!
和菓子教室 おけや