昨日は、如月のお稽古でした。
友人が、お花を用意してくれました。
お菓子のイメージにぴったりです。
きんとん「なのはな 二種」
ねりきり「桃」 和三盆入きみしぐれ「春の野」
お雛様の貝あわせです。
お雛様の和三盆、すっと口の中で溶けます。
ハックルベリーブックスさんの二階は、
とても居心地がよく、みなさんがいらっしゃる前の静かな時も、好きな時間です。
レシピの表紙は、手書きです。
坊主型をつかってきみしぐれを作りました。
相性ぴったりのコーヒーと共にいただきました。
桃の包餡は、皆さん緊張感たっぷりで、集中されてました。三角棒で入れた線も、ぼかしも、それぞれに、個性がでました。
昨日、一番驚いたのは、皆さんのきんとんのじょうずなこと!!
私は、初めてきんとんを作った時は、体もあちこちひねりながら、悪戦苦闘し、ようやく、できあがったものは、理想とはかけ離れたものでした。
昨日は、皆さん、凄い集中力で、シーンとした中、ふわっと空気を含んだたおやかなきんとんを作りました。
本当にお見事でした!!
最後は、馬毛の甑で、自然な風合いの菜の花を植え付けました。
今回は、包餡と、きんとんにフォーカスしましたが、みなさん、しっかり、自分のものにされていたようです。
きみしぐれひとつとっても、似て非なり。
気がつけば、それぞれ、自分らしいきみしぐれになりました。
こうゆう風に、和菓子を通して、
五感を開いて、
自分の感性、自分らしさを
だしていただくということが、
和菓子教室おけやの大切にしていることです。
そして、楽しく和菓子作りをした後は、
笑顔で美味しいお茶と共に召し上がっていただければ、と思います。
日常のさまざまな肩の荷をおろして、、、。
昨日は、ご参加の皆さん、素敵な方々で、
楽しい時間を過ごすことができました。
とてもおだやかな、
まぁるい和が生まれていたように思います。
雨の中、ご参加、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
また、今回も、全てのお写真を、
生徒さまから、いただきました。
ありがとうございました。
会場のハックルベリーブックスさんにも、
感謝。
和菓子教室 おけや