和菓子教室 おけや

千葉県柏市にて和菓子教室 おけやを主宰しております。季節の和菓子と皆様を繋ぐ場所になれれば、嬉しく思います。

苺旋風。完。〜皐月のお稽古③〜

青葉もすっかり生えて、木陰が心地よくなりました。

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月曜日は、皐月のお稽古3回目でした。

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今月の教室のスター「越後姫の苺大福」🍓

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新潟三条市の熊谷農園さんの熱意と愛の結晶。

新潟の美味しいものを紹介したいという妹が、
毎回仕入れに行ってくれた愛にも感謝。
愛のつまったジューシーで大きな苺大福。
皆さんに満足していただけたようです。

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ひとつひとつ個性がでた豆大福六景。
初めてご参加のお二人もとても上手に包めました。

教室をはじめて丸三年。
慣れて目をつぶってもできる位の時が、
だいたい何か起こります。

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天草を30分煮出す時、吹きこぼれるので、
生徒さんに、何回かチェックをしていただき順調に5分前に。

最後は、私がチェックにいき、ほんの少し火力を強め、、
5分後の出来上がりに、キッチンに行くと、、
何と!半分以上吹きこぼれていました😭。 

予備は沢山作っていったので、お持ち帰り分には、
問題なくすみましたが、覆水盆に返らず。
己の詰めの甘さに深く反省。猛省。
初心忘れるべからず。緊張感。。胸に刻みました。

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お稽古の夜。天草事件を憂いていたら、、
初めてお稽古に来られた生徒さんからメールが。
和菓子作りが楽しかったこと、
和菓子が美味しかったことを綴られていて、
少しでも込めたものが伝わっていたようで、
ほっと、安堵しました。感謝。

天草事件もあり、ご迷惑をおかけしましたが、
ご参加の皆様、心からありがとうございました。

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・今日の和菓子「青葉かん」
心太に木の芽をしのばせ、
緑のグラデの白あんをのせ、抹茶蜜を。
お口の中で、抹茶水羊羹みたいに、、
そして、最後に木の芽が薫る、
今の季節にぴったりの青い味🍃

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青葉にハートの虫食い♥️

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最後は、やっぱり、大好きなアレ。
ドンマイシュークリーム😊

ふたたび、水無月から気張っていきます💪

追伸。

このままでは、終われないので、早速、禊ぎで😅、

吹きこぼれなしで、天草を煮て、心太を。

妹への越後姫のお礼におくります。

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※8月は、ワンコイン夏休み子供の会(8/10)のみの開催で、通常レッスンはお休みさせていただきます。よろしくお願い致します。


和菓子教室 おけや

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★★★今後の教室の予定★★★

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新潟の風。天地人。〜皐月のお稽古②~

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先日15日は、皐月のお稽古②でした。

また、父の命日でもありました。

心太が大好きだった父。教室に来ていたかなぁ。

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皐月のお稽古「豆かん

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水にに戻した天草。

その天草から作った心太。コリコリ。

塩分量にこだわった塩豆。

仲宗根黒糖さんの黒糖から黒蜜を。


以前、新潟の教室で豆かんを作った時に、

お好きなだけ盛り付けて食べていただきました。

すると、しょっぱい!という方が。

その方のお皿をみると、塩豆の多いこと。

それ以来、お稽古では、黄金比率を必ず、

計ってもらっています。塩梅大事です。


1回目のレッスンでは、、しなかったのですが、

(ごめんなさい🙏)アイデア💡が!

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豆大福のあまった生地に塩豆だけをいれ、塩豆餅に。

自宅にて焼いて、砂糖醤油で。


二種の大福を作るので、せっかくだから、生地も二種に。

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餅米(上)と餅粉(下)。

餅米の方は、新潟のこがねもち米を使用。ピカピカ✨

違いをみていただき、ご自分の好みを見つけていただきたくて。

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豆大福。試作で大島あんの黒糖を多くしてみたら、

とたんに、皮の塩豆とのバランスが崩れたので、

量を一回目のお稽古の量に戻しました。

失敗したものから学ぶものは、忘れないので、

黒糖多めの大島あんも試食でお渡ししました。

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妹が毎回調達してくれる「越後姫🍓」を使った、

苺大福六景。

一枚一枚皆さんのお菓子を撮りながら、実は、

皆さんのお菓子をめちゃくちゃみてます👀。

「菓子は人なり」本当にその人が出ているなぁと。

それを見るのが毎回楽しいです。


月3回のお稽古も、生徒さんとの化学反応で、

気づいたこと、違う角度から見えたことを、

ブラッシュアップしたり、、

新しいアイデアがでてきたら加えたり、、

毎回、微妙に内容が変わっています。

皆さんのお声でどんどん進化する当教室。

多くの皆さんの和菓子愛が、

当教室を形作ってくれています。

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今回も、いいハーモーニーの中、

楽しく教室を終えることができました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

同じ日に、、、

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故郷の【三条祭】が3年ぶりに開催され、地域のみんなが輝いていた!と現地リポーターの妹が(笑)。

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道を清める道祖神 天狗様 が60cmの一本下駄を振り下ろしながらカーンカーンと勢いある下駄の音と共に道を清め、その後に約250名 全長2km程の隊列がお神輿を2基連ねて平和を祈りながら市内を練り歩きます。

今年で200年を迎えるこの祭。

伝統と継承。

多くの人の思いが繋がる事によってしかできない偉業が故郷にあることを誇りに思います。

200年前の和菓子と言ったら。。。

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今月の和菓子と歴史の話でも出てきました

柏餅(1718年、【御前菓子秘伝抄】にその製法が記されています。)があったと思います。

大名行列の休憩にはきっと振る舞われ食べていたことでしょう。

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父の命日は、毎年、この三条祭りの日。

今年は、お祭りに、柏の豆かんに、あっちこっち、

忙しかっただろうなぁ。

命を使い切ることを最後まで見せてくれた父。

その背中をみて始めた和菓子教室。

改めて、みんなの心をあたためるような

和菓子ごとを全うしようと思った日でした。

※8月は、ワンコイン夏休み子供の会(8/10)のみの開催で、通常レッスンはお休みさせていただきます。よろしくお願い致します。


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若葉と。薫る風と。〜皐月のお稽古①〜

先日11日は、皐月のお稽古。通年クラスでした。

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今回の主役は、姫。

妹が、仕入れにいってくれるお陰で、

新潟三条市からはるばる届いた「越後姫」。

香り、みずみずしさ、甘さ、形の美しさ、

全てよし!

その名もユリカーゴという、

ゆりかごのような容器に包まれて。

とても美味しい苺なので、皆さんと

カウントダウンの開封式をしました👏🍓😊。

(生徒さんが、動画を撮ってくださいましたが、ブログには、アップできず、、インスタの方に投稿しました。よろしければ、覗いてみてください。)

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若葉の美しい季節に、、
通年クラスにお仲間が一人増えました。
製菓学校に通う生徒さん。
まるで、若葉のようで、
みんなで応援したくなる背中です。

当教室では、レンジで簡単に気軽に作れるレシピを

ご紹介していますが、製菓学校では、鍋や蒸し器を使って本格的な手法を習うそう。早速、刺激を受けて、当教室でも、来年は、腕まくりの本格的な手法も少し取り入れていきたいなぁと思いました。

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天草からコトコト煮出した心太。
ご自分で賽の目にカット。
豆かんは、豆と心太と蜜のバランスが大切。
しっかり計ってもらいました。塩梅大事です。

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苺大福五景。

姫🍓が大きいので、とても大きな苺大福に!
うっすら紅が透けて。
ほうばると、幸せしか感じない無二の苺大福。

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豆大福五景。

塩豆の塩分のバランスに気を配り、

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あんこは、その塩気に負けない黒糖の大島あん。

皆さん上手に包めました。

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お持ち帰り用に、竹籠、お重持参の生徒さん。

このまま、新緑の下で食べたくなりますね。

いつも目に止まらなかった印刷会社のカレンダー。

今月は、色が鮮やかで、時がとまりました。

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熱心な若い方の加入。

皆さん、お母さんのように接したり、、

和菓子を通すとただの仲間のように盛り上がったり、

ジェネレーションをこえた対等な繋がりは、

見ていてとても心地よかったです。

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皆さんがお帰りになった教室。

薫る風が、そこに漂うあたたかい気を、

優しく包んでいました。

ご参加の皆様、心からありがとうございました。

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端午の節句

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コロナ以来、、初の故郷新潟へ。

新潟の四季でも、一番好きな新緑の季節。

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かわいい甥っ子は、愛犬のイラスト入りの

ウェルカムボードでお出迎えしてくれました🐶。

そんな甥っ子との約束。

「兜に供える柏餅を作りたい!」

オババカは、味噌餡に愛を込めて作り、

材料を両手に帰省。

ほとんどを甥っ子達で作れるように、、

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甥っ子達が、きっちり17gを計測して、

丁寧に味噌餡をまるめて、、

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お餅で包んで、、
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柏の葉でくるんで、出来上がり👏

とても上手にできました。

そして、、念願のヒイヒイおじいちゃんの代からの

兜の前に!!!

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甥っ子の夢も叶って、、

端午の節句に、和菓子を通して、甥っ子の成長を

共に願うことができ、何よりでした。

 

そんな中、生徒さんお二人からも、柏餅レポートが!

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とても、綺麗な形。美しい白。

節句に、ご自宅にて、心を込めた手作りの柏餅。

ご家族の喜ぶ顔が目に浮かぶようでした。

私まで嬉しくなりました。

 

さてさて、甥っ子の24個作った柏餅は、、

和菓子教室を開催させていただいたステージえんがわのスタッフさんへ、少し差し入れ。

市民の皆さんでペイントした団子ベンチとパチリ。

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(ちなみに好きな和菓子は?の問いに、左の方は、

私の花びら餅😭、右の方は、もみじ饅頭🍁だそう)

流れでステージえんがわ内にあるスパイス研究所の、カレーを一緒にいただくことに。

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様々なイベント、ワークショップに携わるスタッフさんは、どんなジェネレーションでも懐にそっと入れるとても居心地の良い方々。

鍛冶体験のできる鍛冶道場も近くにあるので、

機会があったら、是非遊びに行ってみてください。カレーも最高です。

そんなスタッフさん。夜が更けてきたら、月がみえるベストな場所にハンモックをだしてくれました。

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ハンモックからのぞく月。

このコロナ禍、柏で見る月と、新潟で見る月。

同じ月を、見ることはできていましたが、、

なかなか帰ることが出来なかった新潟。

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・いつかの和菓子「追憶」

 

大好きな季節の中、懐かしい顔に直接会って、

共に同じ時間を共有する、ただ、それだけで、

笑顔が溢れ、豊かな時間でした。

食べ物、人、景色、全てを通して、

ふるさとのあたたかさを感じる帰省でした。感謝。

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※8月は、夏休み子供の会を開催予定です。 

 よろしくお願い致します。  

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★文月のお稽古のお知らせ★

季節は、毎年必ず巡りますが、

その季節を先取りすることで、

新たな季節への畏敬の念を覚えます。

当教室でも、来たる季節に、ワクワク感を持って、

和菓子を作りたいといつも思っています。

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ということで、、露草の頃の文月のお稽古は、、

「日焼け」をお届けします(笑)。

私の夏の和菓子の、東の横綱と西の横綱

皆さんにお伝えしようと思ったら、、、

両方、彩のない真っ黒なお菓子が二つに。。。

言い訳の気持ちが、、長い前置きになりました。。

でも、どうしても!!この夏の真打ちを皆さんに

お伝えしたく!!あえて、黒を二つに!!

この二つの和菓子を通して、夏の涼と艶を感じ、

手作りしていただけたらと思います。

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・水羊羹

夏の和菓子の真打ち。シンプルだからこそ、

嘘がつけないお菓子。少し雑味を加え、

しみじみとした郷愁を感じる水羊羹。

雑味は、お砂糖の配合でだしますので、

この機会にお砂糖についてのお話もしようと思います。

水羊羹。長年作り続け、去年、ようやく納得いくものができました。今年、満を持して、教室デビューです。  

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自家製あんこから、込めて込めて、、。

添加物の入っていない手作りならではのピュアな

水羊羹を、お楽しみに。

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・蓮子餅

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ミネラルたっぷりの仲宗根黒糖さんのこくと、

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羽根さぬき本舗の和三盆の上品な甘さ。

暑い夏に、体に沁み入るおたのしみの和菓子です。

なかなか普段使うことのない蓮粉。

この蓮子餅を知らない方も多いのではないでしょうか?

わらび粉でもない、葛粉でもない、

蓮粉のぷるるんとした、

たまらない独特な食感と弾力を、

この機会に是非、味わっていただきたいです。

また、市販のものは、とても高価なものが多いので、

是非この機会に、覚えて、ご家庭で、手作りし、

沢山召し上がって頂ければと思います。

保存についても、葛菓子は、冷蔵庫に入れると白濁し、コシもなくなりますが、

この蓮子餅は、冷蔵庫でも保存できるので、

暑い時は、とても重宝します。

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蓮子餅は、笹に巻いて、出来上がったものを二個お持ち帰りしていただきます。

◼️1dayレッスン◼️

〈日時〉

 ①2022年7月2日(土曜日)13:00〜15:30

→6名様で満席となりました。お申し込みありがとうございました。キャンセル待ちをご希望の方は、

下記のアドレスまで、お申込みをお願い致します。 

 ②2022年7月8日(金曜日)13:00〜15:30

6名様で満席となりました。お申し込みありがとうございました。キャンセル待ちをご希望の方は、

下記のアドレスまで、お申込みをお願い致します。 

〈料金〉3500円(税込)〈定員〉各回6名様。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◼️通年レッスン◼️ 

〈日時〉7月13日(水曜日)13:00〜15:30

〈定員〉5名様

 →5名様で満席となります。キャンセル待ちをご希望の方は、下記のアドレスまで、お申込みをお願い致します。

〈料金〉三ヶ月ごとの前金制となります。

・一期 3.4.5月分 10500円を、3月に支払い。

・二期 6.7.9月分 10500円を、6月に支払い。

・三期 10.11.12月分   10500円を、10月に支払い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈場所〉児童書籍専門店 ハックルベリーブックス二階    千葉県柏市柏3-8-3

〈内容〉上記の通りです。

※水羊羹は、二個を持ち帰りしていただきます。     

※蓮子餅は、二個をお待ち帰りしていただきます。    

〈持ち物〉お茶、お菓子をお持ち帰りする手提げ袋、お手拭き、マスク、エプロン、保冷剤、

〈お申込み方法〉ご参加いただける場合は、下記のメールにお申込み下さい。

wagashiokeya@gmail.com

ガラケー、パソコンの場合は、下記アドレスに送信願います。

wagashiokeya@yahoo.co.jp 

〈お申込み内容〉

①お名前 ②当日連絡のとれる電話番号③メールアドレス④ご住所⑤参加希望日

件名は、「文月のお稽古申込み①」か、「文月のお稽古申込み②」で、日程のご記入をお願い致します。

*ご不明な点等ございましたら、上記のメールアドレスまで、遠慮なくご質問下さい。

 

また、コロナ禍におけるルールを、下記の通り徹底させていただきます。必ず、ご一読をお願い致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●テーブル・備品のアルコール消毒の徹底を致します。

●講座の際、参加者全員のマスクの着用、作業時の手袋の着用をお願い致します。(手袋は、こちらでご用意致します。)

●始まる前の自宅での検温をお願い致します。

●発熱・咳の症状がある等、体調がすぐれない場合は受講をご遠慮ください。

●講座前の石鹸での手洗いと手指のアルコール消毒をお願い致します。

●しばらく、試食は、行いませんので、お茶をご持参下さい。

●お菓子は、お持ち帰りのみとなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記のご協力を、よろしくお願い致します。

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季節を感じて、五感を使って、

楽しく、和菓子を作りましょう。

皆さまのご参加、心よりお待ちしております。

※8月は、夏休み子供の会を開催予定です。 

 よろしくお願い致します。  

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晩春。

 

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4月の母の命日。
なかなか夢にでてこない母ですが、、
今年はでてきてくれました。
夢の中で抱きしめてもらったような、、
いくつになっても、嬉しいものですね。
というか、私、母より年上😅。

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今日の和菓子「春霞」

御伽草子
昔の手作りの豪華な絵本。
その物語の中で、空想や回想のシーンで、
霞がシーンわりの方法として使われているそう。

私も夢の中で、母に会えた時、
物語のように霞の中だったのかなぁと、
そんなイメージをお菓子に。
求肥を霞に見立て、

淡い春色のあんを包んで。

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いつかの花筏

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今日の和菓子「春風」

娘たちが幼稚園から小学校六年まで通った
手作り絵本の会の展示が、

ハックルベリーブックスさんで。

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テーマは風の通り道。
こちらから発想して、和菓子を。

桜色みたいなしぐれの中に桜練り羊羹を。

あたたかくて優しい風に包まれるようなイメージで。

出会えたご縁を円形にたくして。

 

絵本展では、まずは、先生の絵本を。

「ありがとう。」
生きるということは、ありがとうということ。
学校に行けたこと、カレと結婚できたこと、
息子さんがうまれたこと、およめさんができたこと、
発展途上だけど孫が五人、
いいことばかりではなかったけど二重丸な人生に、
ありがとうと。
かわいい絵と文字で綴られて。
裏表紙には二人の息子へと書かれていました😭

「for you」
都立高校の教師だったハックルベリーブックスの奥山店長。
一念発起して、夢だった児童書専門店を立ち上げ、
どれだけ奥山さんが頑張っているかということ、
奥山さんへの感謝を、

奥山さん執筆の本からの短歌を交えながら、
絵や素敵な文字で綴られて。
だまってかっこいい背中をみせる奥山さんを
知っているだけに涙なしにみれませんでした。

因みに、本の表紙の色は濃い青。

真っ直ぐな奥山さんを象徴するような色でした。
この本は、先生から奥山さんにプレゼントされるそうです🎁

絵本を通して、込められた愛を感じる
心がきれいになるような素敵な会でした。
(展示の模様は、ハックルベリーブックスのHPの店長からに。ご興味のある方は是非。↓↓↓)

http://www.huckleberrybooks.jp/cgi-bin/blog/diary.cgi

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春風で、絨毯になった八重桜。
様々を、感受する晩春でした。

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ママ友とお久しぶりの地元ランチの一皿。

お野菜も新緑の季節にあわせて。緑沢山!

レストランの開け放った窓からは、

タンポポの種と共に薫る風が。

季節を感じるお皿から、おしゃべりから、

沢山エネルギーをもらって、また、がんばろ。

 

もうすぐ、立夏ですね!

※七月のお稽古の予定※

通年レッスン 13日(水曜日)

ワンデイレッスン 2日(土曜日)、8日(金曜日)

8月は、夏休み子供の会のみの開催で、通常レッスンはお休みさせていただきます。

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聖なる葉→柏餅

先日の和菓子の歴史のワークショップにて、先生から、

この時期、是非柏餅の食べ比べすると楽しいですよと。早速、柏餅収集😊この季節限定の食べ比べを。

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①虎屋

おもちがしっかりしていて、

その餅生地が少し薄くて上品。

おみそ控えめの味噌餡。 きめの細かい御前餡。

とてもとても上質な柏餅。

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②鶴屋八幡

おもちがつるっつる。形はまん丸。

そぼくなあんがおいしい!

とってもバランスが、よかったです。

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③榮太棲

おもちは、つるっと、しこっと。

味噌餡のみそ多めで好みでした。

江戸っ子の勢いを感じるようなそんな柏餅。

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たねや

形は、まん丸は、江戸時代からの形に対し、

たねやさんは現代風の形。

あんとみそあんで葉っぱを緑と茶に区別の工夫。

つぶあんは、生地にも練り込んで。

とても保水性があり生地しっとり。

味噌餡は、みそがつよくて、好みでした。


いろいろ食べて、全部美味しい😅

強いて言うならば、、

私の好みは、鶴屋八幡さんとたねやさん。

鶴屋八幡さんは、江戸時代お伊勢参りのお饅頭の

お土産にみんな立ち寄った虎屋伊織をルーツに

もつということをワークショップで聞き、、

そのお饅頭で繁盛していたお店を想像しながら、、素朴な柏餅、とてもおいしかったです。

水の美味しい滋賀のたねやさん。水羊羹が美味しいですよね。柏餅も、とてもみずみずしかったです。

また、末廣饅頭など素朴なお菓子が、人気ですが、素朴さを極めるのが上手だなぁと思いました。

たねやさんの味噌餡、、一番好みでした。

私にとって、素朴なお菓子は、ちょっとした雑味と、

ちょっとした間があるものが、いいなぁと思いました。

自分の好みを知る上でも、この時期限定の食べ比べ!オススメです😊何より楽しいです🎶

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包装にも、個性。

茶のシンプルなものが榮太棲。

紫の色付きの華やかなのがたねや

シンプルな箱に、端午の節句のしおりのついた虎屋。

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虎屋さんは、紙袋が今限定の青空みたいな色です。

これ、、持つとテンション上がります!!!

ここから、柏餅がでてきたら、、ノックアウトですね。今だけのおもたせオススメです。

その昔、殿上人の器にもなったという聖なる葉、柏の葉

また、新葉がでてくるまで、古葉が落ちないことから子孫繁栄の意味がある柏の葉

端午の節句に、是非、とっておきの柏餅を。

でも、やっぱり、心をこめたあんから手作り、

出来立てが、何よりかなぁと思います。

あぁ、あんこ🫘たこう!

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新緑が青々と、いい季節ですね🌱

※七月のお稽古の予定※

通年レッスン 13日(水曜日)

ワンデイレッスン 2日(土曜日)、8日(金曜日)

8月は、夏休み子供の会のみの開催で、通常レッスンはお休みさせていただきます。

和菓子教室 おけや

★インスタはこちら★→@wagashi_okeya

★★★今後の教室の予定★★★

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